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エンジンカチ回す刺激!GPX DemonGR200Rが4バルブに進化して操る楽しさを感じやすいフルカウルになっていた!

バイクの楽しみ方って様々ですが、その中でもスポーツバイクは走る楽しさ、操る楽しさを全面に感じれるバイクタイプです。

スポーツバイク、とだけ聞くと大型クラスをイメージする方もいるかもしれませんが、125や250、400クラスにもスポーツバイクはあって、大型クラスとはまた違った小排気量ならではの楽しさがあるんです。

今回はタイのバイクメーカー、GPXから発売されているデーモンGR200Rが進化したのでサーキットで乗ってみました!

進化したライトウェイトスポーツ


デーモンGR200Rはフルカウルスポーツバイク。
MotoBeでもこれまで様々な使い方をしてきましたが、ツーリングもできればスポーツライディングも楽しめるという、クオリティの高いバイクです。

2022年モデルはカラーグラフィックが変更されてよりスポーツ感のあるカラーリングとなりました。

250クラスのフルカウルって大型に比べるとチープ、なんて言われることもありますが、デーモンはその点大型バリの作り込み
フルカウル車としてのかっこよさが追求されていてカウリングの美しさが秀悦…。

見た目から感じる速さってあると思います。

タンクカバーにはリアルカーボンを採用。
小排気量だからこそ、徹底的に軽く作られているので、スポーツバイクならではのムダがない感じがまたかっこいいんです。

足回りは倒立フォークを採用し、ブレーキは大口径のシングルディスク。
車体が軽いので制動力は抜群です。

4バルブって何が変わる?


カウルに覆われていますが、エンジンが今回から真っ赤に塗装され、4バルブとなりました
以前のデーモンは2バルブだったんですが、実際バルブの数が変わると何が変わるんでしょうか?

わかりやすく言うと、2バルブから4バルブになると入り口と出口が増えます
これまでテイクアウト限定だったお店に飲食スペースやドライブスルーが併設された感じ

たくさん吸ってたくさん燃やせるのでよりハイパワーになるんです。
乗ってみて何が変わるのか、実際に走ってみました。

軽量スポーツをカチ回せる


今回4バルブの前に以前の2バルブにも乗って感触を確かめてから4バルブに試乗しました。

エンジンをかけたときや空吹かししたときの感触はほとんど変わりません。
4バルブのほうが多少軽やかに回る程度。

ですが、実際走り出してみるとパワーが一番出るところが違いました。
2バルブは低中速メインなのに対し、4バルブは中高回転メインな感じ。

2バルブでも十分速いんですが、4バルブのほうがよりスポーティーなエンジンの回り方をします。

これで何が変わるかと言うと、常に高回転メインで走れるためサーキットではエンジンの一番美味しい部分を使って走ることができます
単気筒でも回すと「カーンッ!!」と突き抜けるような回り方をするので抜群の爽快感!!

正直トップスピードに大きな差があるようには感じませんでしたが、乗っている時の楽しさは倍増してました!

よりスポーツが極まっていた!


ペースを上げてガンガン攻めてみると、デーモン独特の安定感があって攻めれるハンドリングが顔を出します。

回せるエンジンとスポーツなハンドリングが合わさるとバイクを操る楽しさのレベルがグッと引き上がっている感じがしました。

デーモンの凄いところってバイクをバンクさせたときに、どこまで行ったらヤバいのかがすぐに掴めること。
フルバンクしている状態でも「今これより倒したらヤバそうだな」というのをデーモンが教えてくれるんです。

スポーツバイク全般に言えることでもありますが、デーモンはそれが感じやすいハンドリングだと思います。

高回転で回し続けて走っていても、どこまで行けるかがわかるので意外と冷静に走れます。

公道ではそこまで攻めることってないと思いますが、スポーツバイクでしか味わえない楽しさがデーモンに詰まっているのは事実です。

このスタイリングで実際にハードに走ることができ、バイクに乗る楽しさが広がるデーモンは誰でも親しみやすいバイクです。
攻めきれない初心者の方が乗ったとしても、操る楽しさはもちろん、どこまでいけるかはなんとなく掴めるはず。

軽くて速いスポーツバイクを探している方、ぜひ一度デーモンに乗ってみてください!

GPX DemonGR200Rの詳しい情報はこちら!

関連記事:クラシックだけどしっかりスポーツ!GPXレジェンド250ツインがⅡからⅢに進化したら楽しさとかっこよさ倍増してた

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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