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レブルカスタムの究極?タンクからテールまで一緒になったカウルは真似できないけどカッコイイ!

アメリカンタイプのバイクって他のネイキッドやフルカウルに比べてカスタムの自由度が高いように思えます。

普通は性能も活かしつつ、見た目も変えるという流れですが、アメリカンカスタムの中にはかっこ良ければOK!というまさにアメリカンらしいスタイルまで。

今回は今年のEICMAで見つけた海外レブルカスタムをご紹介します!

タンク&シートカウル


こちらが例の一体カウル。

見ての通り、タンクからシート、テールカウルまで全て一体になっているんです。

一個のカウルですが、前から後ろまでガッツリ見た目が変わるので割と思い切ったことが出来ちゃいます。

しかもこちらのカウルはカーボン製

軽さはもちろん、スポーツ感あふれる雰囲気に仕上げています。

アメリカンは特にこの3つが変わってしまうだけで外装関係が一度に丸ごと変えられるので違いが出やすいタイプでしょう。

スマホケースのノリで変えられる?


他にも様々なパターンが作られていました。

これを付け替えれば日替わり、もしくは気分によって、というのも思うままなわけです。

ビンテージスタイルもあれば、ピンスト仕様のデザインまで。

ホンダはトリコロールが様になりますよね!
もはやこのカラー=ホンダって感じがします。

ピンストタイプはグラフィックはもちろん、ロゴまでピンストというのがオシャレ

一つ一つシートが変わっているのもこのカスタムならではのポイントです。

真似はできなそう


これ俺のバイクにもやってみたい!と思いますが、残念ながらこれ簡単にはできません。

よくよく見るとメーターを埋め込むために移動させていたり、そもそもタンクだって純正から変えてこの大きさに収まるインナータンクに変えているんです。

シートはカウルだけでは支えられないので特殊な補強をカウルと車体両方に入れているでしょう。

もちろんお金をかけてお店に頼めばできないこともありませんが、このサイズのカウル制作は鬼高い!

でも実際に出来て家のガレージにこれがたくさんぶら下げてあったら…「今日はこれにすっか〜」みたいなの憧れちゃいますね!

実はこの一体型カウルはつい最近出てきたものではなく、80年代、もしくはそれより前からくらいからレースの世界で活躍してました。

レーサーのタンクはそもそもがむき出しではなく、インナータイプが多く外で見えているのはタンクカバー。

もしもの転倒でもこれを外せば外装が一気に外れるのでいざって時に便利です。
これがレーサーレプリカバージョンでも市販化され、それが現代でアレンジされてレブルカスタムに使われた、というわけですね!

まとめ

実はカスタムの世界は常に新しいものが出続けているように見えますが、案外過去あったものもアレンジだったりします。
その応用の仕方、起点の効かせ方が凄いんです。

あわよくば、最初からこれ前提のバイクが売られて、外装は別でそれぞれ注文する、みたいなスタイルが出てきてもいいのかもしれません。

真似はできないけど、いつか自分のバイクにもやってみたい!憧れカスタムでした!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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