スマホ振動はこれで解決?衝撃吸収ダンパー付きのおすすめスマホホルダーを紹介!
関連記事アップルからライダーへ警告「バイクにiPhoneマウントするとカメラ壊れます」壊れやすいモデルとバイクは?他社スマホも要注意
つい先日アップルから発表された、バイクにiPhoneつけると壊れる問題。
バイクから伝わる振動でカメラが壊れてしまうんですが、実は結構前から対策品があります。
今回はスマホに伝わるバイクの振動を軽減する、衝撃吸収ダンパー付きのスマホホルダーをご紹介!
スマートなケース一体型
SP CONNECT
SP CONNECTはバイク関連のパーツメーカー、デイトナが代理店となって販売しているスマホマウントシステム。
バイク用だけでなく自転車用、車で使えるものなどもラインナップされていますが、メインはバイク用です。
スマホケースと一体型なので、専用のスマホケースを買ってそれをマウントに付ける形になります(スマホカバーの裏に貼り付けるだけのタイプもあり)。
ケースの裏側はこのようになっていて、マウントするにはマウント側の2つの凸をケースの凹に合わせてクルッと回すだけ。
ケース一体型のマウント全般に言えることですが、取り付け方がシンプルで簡単、素早くマウントできます。
別売りにはなりますが、バイクに振動を軽減させるアンチバイブレーションモジュールもあります。
最大で60%まで振動を抑制できるんだとか。
マウントはスタンダードのもので¥9,350、ケースが¥4,620(貼り付けタイプは¥2,970)、アンチバイブレーションモジュールが¥3,949、とマウントにしては少々お高めですが、ちゃんとした設計なので信用度は高いと思います。※全て税込み価格
QUAD LOCK/クアッドロック
クアッドロックは元々クラウドファンディングから生まれたスマホマウントシステム。
バイク用がメインですが、自転車用、車用、ランニング用などあらゆるマウントをラインナップしています。
こちらもスマホ一体型となっているので基本はクアッドロック専用のケースを使用します(ケースに貼り付けるだけのタイプもあり)。
ケースとのマウント部は特殊な形状ですが、形を噛み合わせて45°回すだけ。
これもかなり簡単で素早くマウントできます。
取り付け同様、取り外す際も早いのでツーリング中とっさに写真撮りたい!ってなった時なんかでも便利かも。
こちらも別売りですが、モーターサイクルバイブレーションダンパーがラインナップされています。
開発にかなり時間をかけていて、500名のライダーでテストし、1台も故障が出なかったんだとか!
バイクの高周波振動を90%削減してくれます。
マウントがハンドルタイプのもので¥6,050、ケースがiPhone用で¥3,740(貼り付けるだけのタイプは¥1,815)、バイブレーションダンパーが¥3,080、とこちらもまぁまぁな値段ですが世界的に支持されている製品なので使いやすさ、振動吸収性ともにコスパがいいと思います。※全て税込み価格
マウント位置は自由自在?!
F-LOCK
スマホはお気に入りのケースで使いたい!という方はこちらがおすすめ。
F-LOCKはスマホだけでなくアクションカムなどにも使えて、アイディア次第で何にでもマウントすることができるシステム。
見た目はちょっと高級感のある一般的なバイク用スマホホルダーですが、バイクだけでなく様々なもので使えるだけあってかなりしっかり作り込まれています。
マウント本体とスマホマウントは別になっていて、まずマウント本体の方から見てみると、取り付け部分は写真のように挟み込んで締め付けてロックするタイプ。
特許取得済みのクイックリリースセキュリティハンドルを使って締め込むので盗難防止もバッチリ!
締め込んだ時に当たる部分が硬いゴムのような素材になっていて、車体側にも傷をつけず、その部分も含めて全体がサスペンション構造になっているんだとか。
続いてスマホホルダー側に防振性機能付き。
普通はゴムのダンパーを使うのに対し、この防振技術はリニアモーターカーの浮遊技術を基に構成された磁力で浮かせてスマホを防振するというもの。
これはめっちゃ振動を減らしてくれそう!!
マウント位置、バイクで振動は変わる
そして凄いのがこのマウントシステム、付ける場所を選びません。
挟み込める大きさの場所ならどこでもがっちり固定することができます。
試しにマフラー付近の荷掛けフックに付けてみましたが、そう簡単には外れないほど結構な力で固定できます。
バイクの振動はバイクの車種、エンジンによって変わってしまうので一概には言えませんが、スマホのカメラ故障の一番の原因となっているのは高周波の振動。
一般的にはエンジンを高回転まで回した時に発生する振動が高周波と言われています。
しかし、振動が伝わる部分もハンドルとミラーでは全然違います。
車種によって、バイクの調子によって変わるのでどっちに付ければ壊れない、という保証はありませんが、一つのマウントで取り付ける位置が選べるのは大きなアドバンテージだと思います。
ハンドルにつけて振動が凄いならミラーに変えればいいし、それでもダメならカウルに取り付けたり、ユーザー自身の判断にはなりますが、できるだけ振動が少ないところを選んでマウントできるのでここなら安心できる!という場所を自分で探してマウントすることができます。
F-LOCKはマウントとスマホホルダーのセットで¥8,250(税込み)、とスマホホルダーにしてはいい値段ですが、スマホホルダーには標準で防振機能も付いていて、挟めるところならどこにでもマウントできて、マウントを変えればスマホ以外のカメラにも使える、という点を考えたら結構お買い得かも!
絶対に壊れない、というマウントは無い
今回防振機能付きの3つのマウントを紹介しましたが、今回紹介したマウントも全て絶対にカメラが壊れない、という保証がついているものはありません。
先述したとおり、バイクの車種によって振動の種類、強さは変わってしまうし、例え同じ車種だとしてもバイクの調子によっても変わってしまいます。
なので肝心なスマホ側が対策してくれない限り、振動との戦いは続きますが、今回紹介したような対策品が各ブランドから出ているので、自分が一番信用できる防振スマホマウントを使って対策してみてください!
取材協力:ライコランド東雲店
今回紹介したスマホホルダー(SP CONNECT、F-LOCK)はライコランド東雲店に教えてもらいました。
店舗では実物も展示してあるので気になった方は実際に店舗へ見に行ってみてください!
ライコランド TOKYO BAY 東雲
〒135-0062 東京都江東区東雲2−7−12
営業時間:平日11:00〜20:00
土日祝10:00〜20:00
まとめ
音楽が趣味のライダーの方にもおすすめですが、音楽に全然関係ない人でもかぶれちゃうようなファッション性があって面白いですね!
実はこのヘルメット何かで調べて取材に行ったのではなく、ライコランド東雲に偶然立ち寄った時に発見したものなんです。
「これはすげぇ!!」と思ってその場で撮影・取材させてもらいました。
実物は写真よりももっとかっこいいので行ける方は是非実物手にとって見てみてください!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)