【映え】MUTT Motorcycle HILTS250はスタイルもフォルムも完成されたカスタムバイクだった!
前回記事:【125】MUTT Motorcycle RS-13はビルダーが作った新車カスタムバイク!実車の仕上がりはこんな感じだった!
来年日本で発売予定のマットモーターサイクル。
前回は125のRS-13をインプレしましたが、今回は250編!
似たスタイルでも125と250じゃキャラが結構違うんです!
どこでも絵になるマシン
今回のモデルはマットモーターサイクル「HILTS250 GREEN」
メインはオンロードですが、オフロードも走れる、言わばスクランブラー的な使い方ができるモデルです。
125のRS-13と比べて車体の大きさはさほど変わりませんが、前後が多少大きく感じます。
ブロックタイヤを装着していますが、RS-13に比べて割とおとなしいブロックパターン。
125には無かったABSを採用しています。
空冷250cc単気筒のエンジン。
インジェクション仕様となっていて、鋭い、と言うよりは真逆のまったりとしたフィーリングで回っていきます。
両側のケースにMUTTのロゴがガッツリ入っているので、エンジン単体で見ても高級感があります!
低音が聴いてる単気筒サウンド
排気音はさすがマット!と感心しちゃうようないい音させてます…。
「ドコドコドコ…」とまったりながらも、芯に響くような低音。
125に比べると音量的には落ち着きましたが、250ならではの厚みのあるサウンドです!
ワイルドなつや消しスタイル
マットグリーン、しかも深緑のバイクってなかなか珍しいと思います。
マットと言ってもザラザラ感は無く、きめ細かいサラサラな質感。
光が当たるとその部分だけ光るので、マットだけどメリハリあるルックスです。
このマットグリーンにシートでブラウンを合わせるところがまた渋い!!
しかもこのシートはマットの本国でもあるイギリスでビンテージカーの内装を手がける職人が手縫いで仕上げているというお高いシート!
ブラウンのシートって安い社外品とかだとブラウン一色ののっぺりとしたカラーですが、このシートのブラウンはレザーの色合いが強く出ているので安っぽさがどこにもありませんでした…。
イエローヘッドライト
マットおなじみのヘットライトガード付きですが、ヒルツはなんとイエローレンズ。
前から見るとわかる、イエロー、グリーン、ブラウンの組み合わせがかっこいい!
バルブ自体はイエローではなくハロゲンなので、夜は少しだけ黄色?というレベルです。
細かいところにも注目!
125はメーターが社外カスタム品っぽいスタイルでしたが、ヒルツではど真ん中に大きく付いてます。
km/h(時速)とmph(マイル)両方が刻まれていて、シフトインジゲーター付き。
タコメーター(回転数)はありませんが、最低限+αの機能を一個にギュッと詰め込んだメーターです。
マットのどのモデルでも言えることかもしれませんが、前後フェンダーがタンクと同じ色というのも嬉しいポイント。
仮に社外でこの手のショートフェンダーを付けようとすると、ブラックかアルミしかないので、タンクの色と揃えようとすると塗装するしかありません。
最初からこのカラーで揃えられるのはカスタムビルダーでもあるマットだからこそでしょう。
フォルムが美しい!
シルエットを意識してみてみると、タンクの綺麗なラインと真っ直ぐなシートとマフラーのギャップ、フェンダーとタイヤの隙間などホント考えられて作られたフォルムなんだな、と思います。
正直ちょっとマニアックですが、かっこいいカスタムマシンってこういう部分の積み重ねで完成していくもの。
最初からカスタムスタイルでこのフォルムが完成されているのはかなり得する部分だと思います。
次回は450km試乗インプレ!
MotoBeでは一週間ヒルツ250に乗りまくり、450km走りきりました。
ツーリングもしましたが、基本は街乗りメイン。
長距離乗り続けたからこそわかったキャラクターを解説していきます!
次回記事:【映え】MUTT Motorcycle HILTS250はどういうバイク?一週間で450km街中を走って検証!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)