冒険に出かけよう!ロイヤルエンフィールド ヒマラヤは無骨さ全開のちょっと変わったアドベンチャーバイク
アドベンチャーバイクは近年急速に伸びているバイクジャンル。
国産車、外車共に様々なアドベンチャーモデルがありますが、今回はロイヤルエンフィールドのアドベンチャー。
普通のアドベンチャーとは一味違った雰囲気のヒマラヤをご紹介します!
レトロスタイルのアドベンチャー
ヒマラヤはロイヤルエンフィールドのアドベンチャーモデル。
一般的にイメージするアドベンチャーバイクってもっと見た目が激しかったり、車体が強烈にデカかったりするイメージですが、ヒマラヤは割と小柄な車体サイズです。
車体全体の雰囲気も他のアドベンチャーモデルとは一味違う、レトロなスタイルです。
オフロードバイクではありませんが、木や土が似合いすぎる雰囲気も特徴の一つ。
森の中に置いただけで馴染み方が凄いです笑。
今までアドベンチャーに全く興味がなかった方でも、このスタイルのアドベンチャーならアリだな!と感じる方も多いんじゃないでしょうか!
ロイヤルエンフィールドってどんなメーカー?
ロイヤルエンフィールドは連続生産では最も古いオートバイブランドで、最初のバイクを作ったのはなんと1901年。
中型、大型含め様々なモデルをリリース、日本でもこれまで様々なモデルが発売されました。
特徴はどのモデルも最新のデザインではなく、独特のレトロなスタイルを持ったバイクが多く、中には基本設計が昔の発売当初とほぼ変わっていないなんてモデルも。
二輪ブランドの中で最も歴史あるメーカーなんです。
2020年の5月に日本での販売代理店が変わり、マットモーターサイクルなどを取り扱うPCIになりました。
※代理店が変わったことにより、これまでヒマラヤンと呼ばれていましたが、ヒマラヤになりました。
アドベンチャーならではの充実した装備
エンジンは空冷単気筒411cc。
日本では大型免許がないと乗れないクラスとなっていますが、いざ乗ってみると確かに大型だなーと感じる一面も。
激しい味付けは全くされておらず、大型らしいモリモリのトルクでトコトコ走っていくような粘り強いエンジンです。
オフロードを走るには欠かせない、エンジン下のアンダーガードも標準装備。
乗り始めてすぐアドベンチャーへ繰り出せる万全な装備が最初からされているのもヒマラヤの特徴です。
マフラーには各部ヒートガードが付いていて、鼓動感のあるどっしりとしたサウンドを響かせます。
純正マフラーにしては中々凝ったデザインなので高ポイント!
フロントはシングルディスクでABS付き。
大型にしてはちょっと頼りないかな?と思いきや車体がそこまで重くないので、これでも十分でした。
タイヤサイズがオフロードバイクと同じ21インチというのも個人的には嬉しいポイントでした(他のアドベンチャーモデルに21インチは少ないため)
リアもディスクでABS付き。
オプションでリアのみABSを切れるスイッチも付けられるんだとか。
足回りは本気のアドベンチャーライドを楽しみたい方も納得のスペックだと思います。
女性でも乗れる低さ
アドベンチャーバイクってどれも車高が高く、背が高くないと足がつかないなんてこともありますがヒマラヤはその点優しく、シート高は800mmとかなり低め(セローよりも低い)。
ライダー側のシートだけ落ち込んで低くなっているため、車高を気にせず女子でも乗れるアドベンチャーバイクなんです。
ちなみにリアキャリアも標準装備です。
無骨なかっこよさ感じるギミック
ヒマラヤ最大の特徴と言っても良いのが、このサイドまで伸びるフロントガード。
普通ならこういう部分にカウルが付くわけですが、敢えてガードむき出しな感じが無骨で男心くすぐられます…。
こんなデザインのバイク中々見ませんよね!
サイドカバーの模様もよく見るとヒマラヤの文字が切り抜かれています。
普通に車名が書いてあるより、ちょっと凝ってるところがまたシビれるポイント。
迷彩のような不思議なカラーリングも唯一無二の特徴。
今回お借りしたのはSleet Grayカラー。
ミリタリー感感じるグラフィックです!
個人的に一番グッと来たのがメーターのデザイン。
一番大きなところにスピードと液晶にシフトインジゲーターやトリップメーターなどが凝縮されています。
サイドにはタコメーター、ガソリンメーター、コンパスを配置。
冒険心くすぐられるデザインです!
次回、試乗インプレ!
世の中様々なバイクがありますが、ヒマラヤはその中でも異質なスタイルのバイクだと思います。
しかしだからこそ、ハマる人にはたまらないはず!
次回、実際乗ってみたらどんなバイクなのか試乗インプレしていきます!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)