夏のライディングをメッシュで涼しく!ノックス アーバンプロ グローブは通気性抜群の春夏最適グローブ
外に出るだけで暑いこれからの時期。
日が落ちてからはバイクで走っていれば涼しいですが、日中に涼しさを得るためにはこの時期に適したアイテムが必要です。
今回はそんな夏のライディングにおすすめしたいメッシュグローブをご紹介します!
メッシュ採用の春夏グローブ
こちらがイギリスのプロテクションメーカーKNOXから発売されているアーバンプロ グローブ。
通気性抜群の切り裂きに強いメッシュ素材を採用した春夏用グローブです。
以前から同ブランドでアーバンプロというプロテクタージャケットがあり、今回そのグローブバージョンが登場しました。
単体で見るとバイク用品らしいデザインですが、ブラック一色なので主張が少なく、どんなバイクでも使いやすいデザインとなっています。
メッシュとだけあって通気性は抜群!
真夏はグローブすらも暑くて、ついつい素手で乗ってしまうこともあるかもしれませんが、そんな時まさにおすすめのグローブ。
手の甲側はオールメッシュなのでハンドルを握った姿勢なら常に通気してくれるので、付けていないのと大差ないほど涼しく使えうことができます。
手のひら側は牛革とグリップ力に優れたAMARA (アマラ) 合成皮革を使用。
こっちがレザーだったら暑いんじゃないの?と思いますが、ハンドルを握ってしまったら手のひら側はメッシュでもほとんど通気しないので、実際付けてみると想像以上に涼しさは保たれています。
転倒などのいざという時、路面とのスライダー役になってくれるSPSシステムも搭載。
手のひら側を地面に付いてしまっても、これのおかげで大きな怪我を防いでくれます。
マイクロロックプロテクター搭載
ナックル部分がハニカム構造になっていて、見た目では伝わりにくいですが、一番奥底に見える黄色いのがマイクロロックプロテクター。
マイクロロックは通常時は柔らかく、衝撃が加わった時に固くなって保護してくれる素材。
このグローブにもその良さがしっかり出ていて、装着した時点ではプロテクターが入っているとは思えないくらい柔らかいんです。
自然とこぶしの形状にフィットしてくれるので付けている違和感がほとんどありません。
ナックル部分がプラスチックやアルミ製だと手に合わせてくれないのでナックルだけ浮いた状態になることも。
アーバンプログローブはナックルだけでなく他の部分でもフィット感が高く、一度装着したらその後は付けている事を忘れてしまうほど装着感の少ないグローブです。
付けやすいリフトアンドロック構造
グローブを装着する時、まず手を入れてその後袖口のバックルを締めるタイプが大半だと思います。
アーバンプログローブは袖口にリフトアンドロックという構造を採用しています。
手を入れたらバックルを引っ張ることで袖口全体を締め付け、そのままバックルを固定するとその締め付けのまま固定できるんです。
片手にグローブを付けたままでも着脱しやすく、これのおかげで普通のグローブより簡単に、よりチョウドイイ締付けで装着することができるようになっています。
ツーリングもスポーツも両方使える!
実際使ってみると涼しさは抜群!
レザーグローブとは全く比較にならないほどしっかり、走っていれば常に通気してくれます。
真夏の真っ昼間の灼熱の中で使ってみても、走っていれば常に涼しいので手汗をほとんどかきません。
一般的なメッシュ素材のグローブってしっかり通気はしてくれますが、それでもまだ付けていないのと同じくらい涼しくはありません。
アーバンプログローブは一般的なメッシュよりも一つ一つの穴が大きいように思えます。
3層構造メッシュなので、1層目のメッシュが大きくても2層、3層とあるので手が見えてしまったりゴミが入ってきてしまったりはしませんが、通気性は一般的なメッシュグローブよりも高いように感じました。
手のひら側のレザーはしっかりハンドルにグリップしてくれて操作性も良好!素手よりも圧倒的に滑りにくいので運転しやすくなっています。
またスマホタッチにも対応しているので、止まってスマホで道を調べるようなツーリングユーズにも最適。
本当に守ってくれるのか転倒してみた
しかしここまで使いやすくて装着感も少ないグローブって本当にいざという時守ってくれるのか不安になるレベル。
ということでモトクロスでガンガン使って転倒検証しました(結果的に転倒検証になってしまいました…)。
アスファルトとは少し違うかもしれませんが、コケて地面に手をつくとSPSシステムの本領発揮。
しっかりスライドしてくれて大きな怪我はしませんでした。
今回ナックル部分のマイクロロックの性能テストができなかったので、装着した状態で壁を殴ってみました。
普通ならこぶしが痛くなる強さでしたが、マイクロロックがしっかり仕事してくれて痛さは全くなし。
これが転倒の際にどう活きてくるかはケースバイケースですが、最初は柔らかく、衝撃が加わって固くなるというのは本当!
地面に思いっきり拳を打ち付けてしまうようなシチュエーションでも、ここまでしっかり守ってくれるなら安心できます!
まとめ
この時期、バイクに乗ったことがない方から「夏はバイク気持ちいいでしょ?」とよく言われますが、実際乗ってみると気温は灼熱だしエンジンもアツアツだし、常にスピード出して走ってないと全然涼しくないし昼間は気持ちいいとかあんまり感じないというのが正直なところ笑。
しかしそんなときでも用品さえしっかり夏仕様にしておけばだいぶマシに涼しく乗ることができます。
このグローブを使ってみてそれが一番大きく感じました。
この時期の過酷なライディングを涼しさと保護性能でサポートしてくれる春夏使用グローブでした!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)