もうすぐ鍋の季節!バイク乗りが冬に備えて食べておきたい贅沢ミックス鍋の店はここだ!
どうも、グルメ番長のゴトウです。今回は冬においしい食べ物の話です。
「気が早いぞ、まだ夏が終わったばかりじゃないか」なんて言う方もいらっしゃると思いますが「食べ物も先取りしていかないといかん」と思うわけです。しかも今回紹介する情報は今から知っておかないと絶対ダメ。なぜなら寒くなって鍋シーズンに突入した瞬間、ミシュラン三つ星店並に予約が取りにくい店になってしまうからです。
下町の中に佇む鍋の超人気店
場所は東京都江戸川区平井にある豊田屋さん。東京の東、下町風情の残る街並の中にそのお店はあります。グルメ情報サイト「食べログ」の評価ではTOP5000(かなりすごい)に入るほどの人気店!外観がとても年季入っていていい感じです。
寒さに負けない元気を蓄えよう!
寒いときはバイクに乗らない、なんて言う人もいますが、それは体内のエネルギーと熱量が足りないからで熱とエネルギーを取り入れれば案外走れてしまいそうな気もします。要するに元気が足りないってことですね。で、我々が冬、元気になる為に出かけていったのが豊田屋さん。溢れるほどの白子を入れた鍋で有名な店です。
贅沢なコンビネーションが可能
当然白子鍋を頼むつもりで行った我々が驚いたのがここでは鍋を創作するところからスタートするっていうこと。「白子二人前にアンキモ二人前」なんていう壮絶なコンビ鍋がここでは可能になります。もちろん、我々もこの組み合わせで挑戦しました。
全身で感じる凝縮されたうまみ
いやあ、もうね、濃厚とか簡単に口にしちゃいけないな、と思いました。こんなに味が凝縮された鍋、これまで食べた事がありません。凄い味がぶつかり合っているからもうわけが分かんないし繊細な味付けなんて皆無なんだけどメチャメチャに美味い。舌じゃなくて体全体に染み渡ってきます。
雑炊にして余す事無く
雑炊にして最後の一滴まで一瞬で食い尽くしてしまった我々、次に頼んだのがカモ鍋。「カモ鍋にカキ入れちゃう?」とか、悪のりしていたらオヤジさんに「カモはカモで食べた方が美味いぞ」と言われてカモだけでシンプルにトライ。
胃に浸透する幸福感
いや、言われた通りだった。澄み切ったスープがジワっと胃袋に落ちていった瞬間、全員が上向いて「あ〜っ」て言った。田舎のカアチャンみたいに優しい鍋。これも当然一瞬でクリア。最後は鍋のスープまで飲み干してしまったくらい。
目が覚めるほどの美しさ
更に頼んだのがネギマ鍋。ネギマって鶏肉とネギかと思ったらネギとマグロ。「え〜まだ食べんの? もうオレいらない」って言ってた連中、この鍋が来た瞬間飛び起きました。もはや鍋とは思えない美しさ。
いや、これならもう一回食べてみたくなります。デザートみたいに別腹に落ちていくような贅沢でした。2時間でそれぞれ4人前くらいを平らげた我々、この冬をずっと元気にバイクで走り続けたことは言うまでもありません。
以上、バイク乗りのソウルフードを求めるアナタにぴったりの鍋情報でした。今年の冬、寒くなってきてからの贅沢にどうですか?
MotoBeメモ
平井のあたりはいわゆる下町。バイクで行けば細い道の奥にあるディープな街を散策することもできちゃう。例えば昼は押上や曳舟でもんじゃを食べるとかね。このあたりのもんじゃはどこも昔ならではの庶民価格。おこづかいレベルで十分に楽しめるのが◎。で、河童橋道具街、で食品サンプルとか、浅草、スカイツリー観光も出来ちゃう。
豊田屋 /白子鍋 あんこう鍋
東京都江戸川区平井6-15-23
※定休日は公式HPから確認してください。
この記事をかいた人
二輪業界に長くいる、MotoBeのアドバイザー兼ライター。バイク全盛期を経験しており、現在の愛車はRZ250、Z1000、MACHⅢなど。