真夏の半袖ライドは一番灼熱だった?!実は半袖よりも涼しく乗れるコツをウェアのプロに聞いてみた
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これからの真夏の時期、半袖のライダーがチラホラ出てきます。
この記事はそんな半袖ライディングは本当に涼しいのか、某バイクウェアを製造するメーカーに聞いてみました!
半袖は本当に涼しい?
半袖でバイクに乗る人の大半の理由が「涼しいから」だと思います。
実際この記事を書いている僕も半袖でバイクに乗ることがありますが、理由は涼しいから、暑いのに長袖を着たくないから、です。
しかし、バイクウェアを知り尽くしたプロに聞いてみると、実は半袖のほうが長袖より暑いというデータが出てきました!
半袖は腕が半分直に出ている状態なので直射日光をノーフィルターで浴びることになります。
その分風に当たるし、風も服の中に入ってくるから涼しいじゃん!と思いきや、実は長袖でどこにも直射日光を浴びないほうが長い目で見ると涼しいんです。
後々日焼けが痛い
半袖でバイクに乗ると日焼けも問題になってきます。
よくあるのがグローブ焼け、半袖焼け。
これは毎年僕もなっていてひどい時は焼けているところだけ皮が向けてやばいビジュアルになります。
長い時間半袖で走り続けた結果ではなく、日差しが強い日に2時間ほど走っただけでもこうなります。
メッシュ焼けも存在する
半袖じゃなかったらメッシュ素材のジャケットを羽織るという手もあります。
しかしこれもプロに聞くと落とし穴が。
メッシュは網状になっていますが、この網状に日焼けすることがあるそうです。
特に日焼けに敏感な女子ライダーに多いんだとか。
ただバイク用ウェアのメッシュは別。
普通のメッシュと違って引き裂きに強い素材のメッシュを使っていたり、部分的に使い分けるなどしているウェアもあります。
メッシュは涼しいですが、バイクの場合メッシュなら何でも良い!というわけではないようです。
素材次第で半袖より涼しい!
じゃあ結局の話何で乗るのが良いのか。
体感的な意味でも安全的な意味でも一番良いのは夏用のバイクウェアを着ること。
普通の服で乗る場合は綿素材の服や接触冷感素材のインナーを着る、もしくは半袖の上に一枚日光を通さない素材(デニムシャツなど)を羽織るのがおすすめ。
そういう機能が優れている自転車用のウェアを着て乗るライダーもいます。
実際半袖でバイクに乗ると危険です。
万が一転倒したとき直接肌が地面に触れるわけなので当然怪我もしやすくなります。
しかしこの記事は半袖でバイクに乗ることを辞めさせよう!という意図は全くありません。
バイクに乗る理由が自由のようにどういう格好で乗ろうが他人に迷惑がかからないのであればその人の自由だとMotoBeは考えています。
ただ、半袖で乗ることはそれなりのリスクがあるというのは確かに言えること。
リスクを理解した上でそれでもこのスタイルを貫く!という方は大いに貫いてください。
バイクは人に言われてどうこうするよりも自分でどうするかを考えて乗る乗り物。
半袖で乗っていると他のライダーからちょっと違った目で見られるし、ちゃんとしたウェアを着ていないとほんの少しだけ差別されるような流れが日本にあるというのも現実。
それに対して言えば人それぞれが好きでバイクに乗ってるので、第三者がそれをみてあーだこーだ言う時点で間違っていると個人的には思いますが…。
バイクに乗る時の服装を少し意識してみるだけでも、バイクライフは格段に広がります!
自分が安心できてバイクを思う存分楽しめるファッションを探してみてください!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)