【下道疾走旅3】ジクサーで旅に出て5000円を使い切る!MotoBe史上一番ハードな拷問ツーリングに変化?!
前回記事:【下道疾走旅1】ジクサーで旅に出て5000円を使い切る!本気の下道節約ツーリングが始まった!
前回記事:【下道疾走旅2】ジクサーで旅に出て5000円を使い切る!燃費が良すぎて困ることってあるんだ…
ジクサーで5000円使い切るため、一泊二日の旅に出るこの企画もいよいよ終盤…。
300kmちょい走った現時点で使った金額は食費込みでピッタリ2500円。
果たして今回こそ5000円を使いきれるんでしょうか?!
怪しくなってゆく雲行き
起きた時に降っていた雨は止んだんですが、天気は変わらず今にも降り出しそうな雲行き。
しかしそれを気にしてたら進めないので気にせずバンバン走ります。
街を過ぎ、峠を走り、街があり、また峠の繰り返し。
でもこのループが「旅してるなぁ」感があって結構楽しい!
しかしここで問題発生!!
いきなり土砂降り
走ってるとポツポツ来たなぁ…と思ったらいきなりガッツリ雨!!
幸い雨具は持っていたので着替えたんですが、雨の峠って怖すぎる…。
この時点でもう引き返せない所まで来ていたのでやるしかありません。
ここでまさかの燃費向上
雨以外にもう一つの問題。
それはジクサーの燃費がここに来て向上していること…。
国道1号を走っていた時は直線でしたが、結構回転を上げて走っていたのでそれなりにガスは減っていきましたが、峠では直線がほぼ無く常に曲がっていて回さずに走れるので全然ガスが減らない…。
ジクサーの優秀さに苦しめられてます笑。
見えない景色と遠のく意識
所によっては雨が弱くなったりもしましたが、霧が凄い…。
写真なのである程度見えますが、これヘルメット被ってたらほとんど見えてません笑。
超低速で進みながら霧を抜けてようやく愛知県豊根村まで来ました。
雨に打たれながらの峠ツーリングはさすがにしんどい…。
しかも寒い!!
ずっと雨に打たれ続けているので徐々に雨具も効果を失ってきました…。
しかしここで辞める訳にはいかない!
というか辞めたくても辞めるすべがない!!笑
ジクサーと雨の峠をひた走ります。
街が見えた頃には夜
休みながら暖を取らないと結構マジでヤバかったので、結構時間経っちゃいましたが、日が落ちた頃にようやく大きそうな街を発見!!
長野県飯田市でした。
この瞬間は感動した…。
メットの中で「おおぉぉぉ!!!」と叫んでました。
雪山で遭難して山小屋見つけた時ってこんな感覚なのかなぁ…(多分違う)
夜飯…1,382円消費
体が完全に冷えきっていたのでこのラーメンがとにかく美味かった…!
ラーメンの最高の調味料は「寒さ」かもしれません。
この日初の食事だったのでちょっと使いすぎて1,382円消費。残り1,118円。
これもしかしてちょうどいい感じじゃない?!
残り少しは気合いで走り切る
飯田市から諏訪まで結構ありましたが、常に雨が降っていて真っ暗闇だったので写真を撮るにも撮れませんでした…。
ようやく諏訪に到着したところでジクサーのガソリンはまだ半分…。
何このバイク…。
燃費良すぎて怖いわ…。
ここから下道で東京まで帰ります。
しかし…
マジで雨がヤバイ
ここまで何とか気合で乗り切ってきましたが、ここで本日一番の土砂降り。
フルフェイスでも雨がすごすぎて前が見えません。
コンビニに一旦避難しましたが、しばらく止まない様子…。
本格的にヤバイ。
僕はどうしたかというと…。
知り合いの家に避難し、朝を迎えました。
さすがに雨に負けた…。
2回目の給油…1230円消費
1回目の給油から峠を抜けた時点で260km。
そこから更に走って500kmちょいの時点で給油。
リッター154円という高めのところで入れてしまったのもありますが、1230円消費。
なので見事、5000円を使い切りました!!
今回のルート
まとめ
今回のツーリングはMotoBe史上一番ハードだったかもしれません…。
寒さと雨の中、峠を走りまくったツーリング。
しかしそれでも無事帰ってこれたのは間違いなくジクサーのおかげ。
これが重たいビックバイクとかだったらもう無理だったと思います。
さすがに終始楽しかったとは言いませんが、街を見つけた時や霧がすごかった時はその状況を楽しむ余裕はまだありました。
やっぱすげえわジクサー…。
ライダーの意思を組んでどこまでも走ってくれる頼りがいある感じはとにかく助かった。
もうツーリングだけで5000円使い切るほうが難しい、そんなバイクです。
今回の相棒はこれ!
今回一緒に旅するのはスズキのジクサー。
150ccのエンジンですが下道だったら250以上に乗りやすいバイク!
場所を選ばない扱いやすさと乗り味から、免許取ってすぐのファーストバイクや女性ライダーにもオススメできます。
スズキ ジクサー
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)