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自由度MAX!カブで行くキャンプツーリング後編!ジェットボイルクッキングやオール下道ツーリングを満喫!

前回記事:自由度MAX!カブで行くキャンプツーリング前編!大型バイクとは一味違ったレジャーなバイクライフが楽しめる!

下道キャンプツーリングを楽しもうというこの企画。
今回は125cc以下のクロスカブ 110、CT125・ハンターカブの2台をHonda GOバイクレンタルをレンタルしました。

前回は都心を抜け出し、キャンプ場までの道中で食材を買い集め、キャンプ場に到着!

ここからはジェットボイルでできるブイヤベース作りと引き続き下道限定ならではの自由なカブツーリングを楽しんでいきます!

着いたらササッとベース作り


手続きを終えたら早速テントを張ってベースを作っていきます。
mont-bell製品がメインでテントや寝袋、マットなどキャンプで欲しいものは一通り入ってました

一応LEDランタンも入ってましたが、テントは暗くなる前に張るのがおすすめです。

ベースの完成図がこちら!
2つのテントをアレンジして連結しました。
ちょっと到着が遅かったのでテントが完成する頃に日が落ちてしまいましたが、なんとか張ることができました。
バイクを寝床のすぐ横まで入れられるので、セキュリティ的にも安心だし、何よりキャンツー感が出ていい雰囲気に!

正直、難しいテントではありませんが、一度もちゃんとしたテントを張ったことがないと少し難しいかもしれません。
この記事を見ながら張ったら割とスムーズに張ることができました。
テント未経験&一人でも大丈夫! ホンダ仕様の『クロノスキャビン 2型』の張り方を詳しく解説!【バイクキャンプ GO!GO!/クロノスキャビン 2型<組み立て編>】

JETBOILだけでできる煮込み料理


今回作るのはブイヤベース。
海鮮を存分に味わえる煮込み料理ですが、これならJETBOILで完結させることができます。

本来お湯を沸かすのがメインですが、要は沸騰させて弱火で煮込めればOKなのでチャレンジしてみることに。
クッカーでやるのがベストですが、今回はあるものだけでやってみます。

持ってきたナイフとまな板でにんにくと玉ねぎをスライス。

オリーブオイルでにんにくを弱火で素揚げし、香りだしをしていきます。
焦がさないように弱火でじっくりやるのがコツです。

JETBOILは想像以上に火力調整の幅が広く、超弱火も問題なくできました
超弱火でも熱効率が良すぎて結構ハイパワーですが、ガスコンロの弱火相当くらいにも調整することができました。

香り出しが終わったら玉ねぎを追加投入。
引き続き弱火で焦げないように底からかき回しながらシナっとするまで炒めます。

玉ねぎを飴色になるくらいまで炒めたらトマト缶(1缶)、水適量、魚屋さんで買った魚介を投入
買った魚介は全部は入り切らなかったので第一弾、第二弾と分けて入れました。
中火でグツグツなるまで待ちます。

グツグツなってきたら煮込み始める前に白ワインを投入
香り付け程度なので大さじ1〜2杯くらいの量です。

ブイヨンも投入して弱火でグツグツ煮込み始めます。

15分くらい煮込んだらめちゃくちゃいい匂いがしてきた!
中の様子を見ながら魚の身が崩れないようにかき回し、ほぼほぼ完成。

もう一つのJETBOILでマカロニを茹でてみました。
ブイヤベースだけでも十分ですが、今回キャンプセットを2人分借りてJETBOILが2個あったので有効活用。
茹でも煮込みもJETBOIL大活躍です。

完成したブイヤベースがこちら!
短時間ですがしっかり魚介の出汁が出てて美味しい!

JETBOILクック大成功です。
このあと残ったスープに第二弾の魚介も投入して美味しく頂きました。

わいわいクッキングを楽しんでいると気づいたらもう夜。
洗い物して、シャワーを浴びて本日は終了です。

JETBOILで調理するときの注意点

本来お湯を沸かすなどがメインのものなので料理に適しているわけではありません。
今回は問題なくできましたが、片付けながらわかったのがこまめに底からかき回して鍋底を焦げ付かないようにすること

トマト缶を入れた時点で滞留するので、煮込みながらもこまめに底からかき回してあげるのが重要です。

今回は焦げ付きませんでしたが、洗い物がちょっとだけ大変だったのでクッカーを使うのがベストです。

2日目は晴天!


起きてみると2日目はめちゃくちゃいい天気!
前日薄暗い中テントを張ったので明るいところで改めて見ると規模感にちょっとびっくりします笑。

1人用のサイズでしたが寝心地は抜群で気づいたら朝でした。

連結方法は適当なので正規の方法ではありません
中心のポールを2つで1つにするとできました。

少人数でワイワイ楽しむなら良いレイアウトだと思います。

今回のセットの中で個人的に一番良かったのはHelinoxのチェアとmont-bellのローテーブル
長時間座っていても疲れないし、テーブルは折りたたみですがかなりしっかりしていて調理もしやすく、この2つは買ってもいいなと思ったアイテムです。

しかしキャンプ用品って実際に使ってみないと自分のスタイルに合ったものは中々見つかりません。
自分用のキャンプ用品も持っていますが、このセットは色々考え抜かれた用品が詰まっているので、自前を持っていても一度借りてみて良いものを使ってみるのはキャンプスキルの成長に繋がると思います。

一通り撤収作業して再びバックの中に収めていきます。
結構ギチギチで適当に詰めると蓋が閉まらなくなってしまうので、出した時と同じ用にキレイに詰めるとすっぽり収まりました。

晴天の中海風を感じる道


2日目は海沿いを走って行きとは別のルートで東京方面に戻り始めます
大洗から千葉方面へ下る海沿いの51号線は途中まで2車線の大きな道路で海を横目に垣間見ながら走ることができます

渋滞も少ない道なのでのんびりカブで走るのには最高です!

しばらく海を横目に走っていると、どうせここまで来たならもっと近くで海を見よう!ということに。
カブのような小排気量のバイクツーリングの良いところは手軽に寄り道しやすいというのもあります。

次いつ来れるかわからないからこそ、途中で面白そうなスポットがあったら気軽に寄れるのもこのサイズならではの魅力です。

海へ向かって散策しながら走り、砂浜まで乗り入れできる駐車スポットを発見!
さすがに泳ごうとは思いませんでしたが、間近で海を満喫できました。
※この付近は乗り入れできる砂浜は多いですが、あくまで駐車スペースなので走行はできません。

ランチはやっぱり新鮮な刺し身!


海沿いから内陸に戻る前にどうせ海まで来たので刺し身を食べようということでやってきたのは魚好食堂。
昨日に続きレトロな食堂ですが、どこでも自由に行けるバイクでツーリングに来たならこういうローカルなお店へ行ってみるのも楽しいポイントです。

まさに昔ながら、といった感じの食堂で海鮮をベースに定食メニューは様々。
色々目移りしちゃいましたが、お目当ての刺身盛り合わせ定食を注文。

刺身盛り合わせ定食

さすがは新鮮な魚が揃う地域、刺し身のクオリティがめちゃくちゃ高い!!
都内だったら5000円以上しそうな美味しさです。

いい景色とその場所ならではの美味しいグルメ、この2つは楽しいツーリングに欠かせない要素だと思います。
いつかまた来たいと思える食堂でした!

北浦大橋から信号のない道で東京へ


海沿いから北浦に向けて内陸に入り、北浦周辺の道を散策してみることに。
北浦沿いの道はサイクリングロードのような細い道ですが、こういう場所でもカブなら走る楽しさを見出してくれます

中々他で走ることのできないタイプの道なのでこっち方面に来た際はおすすめです。

北浦を満喫したら北浦大橋を渡ってもっと内陸に進みます。
北浦を跨いで架かっている橋なので、橋の上からの景色はかなり綺麗!

爽快感が味わえる橋です。

しばらく市街地を走ったら利根川沿いの道に入ります。
この道は信号がない道として有名なスポット

実際には数点だけ信号はありますが、一度走り出したらしばらく止まることなく走りっぱなしで巡航できるのでバイクで走るのにはおすすめなルートです。
このルートなら行きの6号線を東京ギリギリまで走らずに戻ることができました。

今回のツーリングはカブじゃなくても大型バイクでも走れるルートです。
ですが走ったことない道を景色を楽しみながら、寄り道しながら走れるカブだからこそ、満喫できたと思います。

自分のバイクはないけどツーリングをしてみたい方、自分のバイクもあるけどカブで自由なツーリングがしてみたい方、是非カブキャンツーで遊んでみてください!

Honda GOバイクレンタルの詳しい情報はこちら!

HondaGOバイクラボではレンタルバイクを使った様々な遊び方やバイクの楽しみ方などの記事を発信しているのでこちらも是非チェックしてみてください!

インナープロテクターも使おう!


今回自前で服の中に着るプロテクターを使いました。
服の中に着て上からシャツやパーカーを着ると見た目は普段着そのまま!

心置きなくツーリングを楽しむためにも、万が一に備えておける装備はあったほうが良いと思います。

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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