【上質に熟成されました!】YAMAHA「MT-09 ABS」初のマイナーチェンジモデル発表!
ネイキッドとスーパーモタードの“異種混合”スタイルとして人気のヤマハ「MT-09 ABS」は、優れたスポーツ性と快適な走行性で人気のモデルです。
今回、初のマイナーチェンジが実施され、さらなる「熟成」を重ねられました!
どのように進化したのか、詳しく見ていきましょう。
「A&Sクラッチ」
レバー操作荷重を低減する為に「アシストカム」と「スリッパーカム」という2種のカムを設けた「A&Sクラッチ」が採用されました。
「穏やかな車体挙動」と「軽いクラッチ操作荷重」を実現できる特殊な構造のクラッチで、これによりクラッチレバーの操作荷重は、従来モデルから「約20%低減」したそうです。
もともとMT-09のクラッチは大型バイクにしては軽い方でしたが、さらに軽いタッチでクラッチを操作できるようになり、ますます走りに余裕が生まれそうですね。
QSS(クイック・シフト・システム)
機敏で滑らかなシフトアップ操作を支援する為に「QSS(クイック・シフト・システム)」が新採用されました。
シフトレバーの動きをシフトレバーロッドに設けたスイッチが検知すると、ECU演算でエンジン出力を補正、噛み合っているギアの駆動トルクを瞬間的にキャンセルし、シフトアップ操作を支援します。
ワインディングなど、スポーツ性能を活かした走りを必要とする際に、さりげなくアシストをしてくれそうなシステムですね。
「塊感」と「力感」
41mmインナーチューブ採用倒立フロントフォークには圧側減衰力の調整機能を設け、走行シーンに応じてセッティングが可能になりました。
さらにフローティング風懸架のLED4灯ヘッドランプを採用、ラジエター周辺にはサイドフィンと大型エアスクープを採用するなど「塊感」と「力感」を感じさせる、精悍なスポーツバイクへと進化したようです。
カラーは3種類
マイナーチェンジ後の「MT-09 ABS」は、3種類のカラーが展開されます。
ブルーイッシュグレーソリッド4(グレー)
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
マットダークグレーメタリック6(マットグレー)
ヤマハを象徴する「ブルー」はもちろん、「グレー」もアシッドイエローのホイールが強烈で非常にかっこいいですね。
まとめ。
今回のモデルは「MT-09 ABS」初のマイナーチェンジとなりましたが、非常に正統に進化しましたね!
見た目の進化はもちろん、新採用のクラッチやシステムなど、裏側でしっかりと「熟成」を重ねられていることからも、バイクに「上質さ」を追求するヤマハの姿勢が感じられます。
発売日は2017年2月15日を予定、メーカー小売り希望価格は¥1,004,400(税込)となっております!
この記事をかいた人
北東北を中心にツーリングをし、紀行文やニュース記事を細々と執筆している。 オンロードだけでなく、林道ツーリングやオートバイキャンプなど、色々やっている。 北海道ツーリングの常連で、そこそこ詳しい。愛車はカワサキW800&ヤマハセロー250。