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【兼用】オン・オフ両方行けるタイヤ?!DUNROP D605を3ヶ月使ってみたら愛車がハイテクになってた話

バイクってオンロードバイク、オフロードバイクとカテゴリが分けられているように、基本的にはどちらも兼用するのは簡単じゃありません。

しかしオフロードバイクに履かせるタイヤ次第では案外両方いけちゃったり?!

今回はオールラウンドタイヤを3ヶ月使ってみました!

見た目はオフ、だけどオンもOK

D605


今回選んだのはダンロップから出ているオフロードタイヤ「D605
メーカー標準タイヤとして選ばれることも多く、以前から結構イイ評判を聞いてました。

しかし僕のバイクは80年台のボロい2ストオフ。
これに履かせてもちゃんと性能発揮してくれるんでしょうか?

このバイクで通勤、オフ遊び、ツーリングなど全部やっているので基本雨だろうが毎日乗ってます。

タイヤのブロックが若干おとなしいので見た目の迫力には欠けますが、オンロードの感触は結構イイ感じ!
タイヤによってはハンドリングが多少変わったりしますが、D605はバイク本来の乗り味を最大限引き出してくれる感覚。

今まで激しいブロックタイヤを履いていたのでこんなに振動もなくてグリップするのか…と、ちょっと感動。
何の不安もありません。

しかし、ここまで普通にオンでグリップするのにオフロードが走れる気がしない…。
早速オフにも行ってみました!

本格オフタイヤはオンじゃ石鹸レベル


今までオフロードでのグリップを求め、かなり本格的なタイヤを履いていたこともありましたが、ガチなタイヤほどオンじゃグリップしなくなります。
タイヤの限界性能ってある程度決まっているのでオン:オフで言うとガチなオフタイヤは2:8みたいな感じ。

極論、公道使用不可のオフタイヤでオンを走ると気合い入れたバンクした瞬間にそのまますっ飛んでいくでしょう。

それくらいオンとオフを考えたタイヤ選びって難しいことなんです。

オフ結構食い付くぞコレ?!


おかしい…。
ガチなオフタイヤとまではいかずとも、オフでも全然走れる…。

滑っても急にツルッ!!と行かずズズッとゆっくり滑っていくので全然コントロール出来ちゃいます。

乾いた土の上や砂の上だと特に走りやすい!

空転したってグイグイ食いつきながら回るので前に進む力はロスしてません!

フロントタイヤのグリップは荷重がかかっていないと少し頼りないですが、レースとかじゃなく「遊び」の範囲であれば十分

今までガチなオフタイヤを履いていたのが段々バカらしくなってくるレベルです…。

アドベンチャーには最適?


激しく走っても楽しいんですが、このタイヤが一番魅力的に感じたのは林道とかのツーリング

先に何があるかわからないし、時にはオンが混ざっていることも。
荷物背負って林道へ冒険!なんてときもかなり頼りがいありますよ!

濡れた路面はちょっと苦手?


乾いた路面ならオールラウンドでしたが、濡れた土の上ではさすがに完璧とまではいかず。
タイヤのブロック同士が大きく隙間が少ないので濡れた土にハマってしまうとガチのタイヤのように瞬発力で抜けることができませんでした。

とは言え、普通に走る分にはOK。

全開で行ってもご覧のとおり、大丈夫です。(ビショビショになった)

よほど沼みたいなところに行かない限り、十分な性能と言えるでしょう!

3ヶ月走ってタイヤライフは?


僕は毎日往復30km位を走っているので3ヶ月で大体2800kmくらい。
それ以外にもツーリングに行ったりしてるので実際にはもっと走ってますが、全然減らない!!

この手のタイヤって6000kmくらいが交換目安かと思ってましたが、ブロックの残りを見る限りまだまだ走れそうです!
ちなみにガチなオフタイヤは3000kmでセンターのブロックが無くなったこともありました。

まとめ

標準タイヤとして選ばれる理由にも納得の結果!
ここまでオンオフ兼用できるとタイヤ替えただけで愛車がハイテクなバイクになった気分です…!

タイヤって交換するとなんだかんだで3万くらい行ったりしますが、D605は割と安い方なのでどのサイズでも一本8000円せずに買えます。
かなりコスパ最強タイヤかも?!

バイクシーズン突入でタイヤ交換を考えている方、結構おすすめのタイヤです!
DUNROP D605

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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