Ninja250の電動バージョン!カワサキから来年登場する可能性濃厚なミッション、クラッチ付きエレクトリックニンジャがヤバそう
最近日本でも電動バイクをチラホラ見かけるようになってきました。
まだ配達用のスクーターなど、働くバイクがメインですが、もう少しすれば趣味用の電動バイクも出てきそうな流れ!
今回はそんな今がアツい、電動バイクの展示会「EVバイクコレクション2021」にお邪魔してきました!
カワサキブースには気になる電動ニンジャの姿が!
250cc相当の電動ニンジャ
こちらが噂の電動ニンジャ。
一見普通のNinja250ですが、中身はエンジンではなく、電動仕様となっています。
ベースはNinja250(2代目)の車体ですが、フレームをワイド化するなどしてエンジン周りが広がっています。
フルカウルなので電動っぽい部分がうまく隠れていてあんまり違和感ありません。
普通に街を走っていても無音ということを除けば気づかなそう…。
まだ開発段階の車両ですが、250cc相当のモーターを積んでいるんだとか。
しかしエンジンと違って最初からフルパワーを出せるので速さはエンジン以上を期待できるとのことです!
クラッチ・ミッション付き
モーター周りを見てみると、何やら見覚えのあるパーツが。
エンジン車と同じようにクラッチが付いてるんです。
電動バイクってスクーターと同じようにスロットルだけの操作が多いイメージでしたが、このクラスになるとそこまで回し切るとモーターが焼ききれてしまうため、エンジン車のパーツを流用してクラッチとミッションが搭載されているんです。
ミッションは電動用の4速ミッションが搭載されています。
4速ってカブかよ、と思ってしまいましたが、モーターの場合パワーの出方がエンジンとはまるっきり違うので、4速でも6速のエンジン以上の速さになるそう。
この車体でハイパワーモーターで250扱いで乗れるとなれば、かなり期待できそうです!
来年3車種リリース予定!
充電はタンクの一部がパカッと開いて、電気自動車を充電するソケットが刺さるようになっています。
電動バイクの課題は航続距離ですが、現状ではパワーモードにもよりますが大体100kmほど巡航可能だとか。
しかしこのソケットの充電ステーションはすでにサービスエリアや道の駅など全国に多数スポットがあるので、出先で充電切れて帰れない!ということは無さそうです。
ハンドル周りはNinja250のまんまですが、メーターは電動によって専用品に変わっていました。
なんかGPマシンみたいなメーターですよね…。
走行モード変更などもできるそうなので、市販される場合は結構ハイテクな仕様になりそう!
カワサキは2022年に電動バイクのニューモデルを3車種出すことを発表しています。
このニンジャがそのうちの1台になるかどうかはわかりませんが、カワサキならやってくれるはず!と期待しちゃいます。
今はまだ日本ではエンジン車が主流ですが、各メーカーが趣味用の電動バイクをリリースしてくれたらもっと日本のライダーにも浸透してくるはず!
この先目が離せない、期待の電動ニンジャでした!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)