最初からカスタム感満載!125〜400ccまでのカスタムしなくても最初からカスタムバイクの雰囲気を持ったバイクたち
カスタムバイクって独特の雰囲気があります。
ノーマルのキレイな感じも良いですが、カスタムバイクにしか出せないごちゃごちゃ感、ギラギラ感は唯一無二。
これまではノーマルを買って自分でカスタムしていくか、カスタムしてあるものを買うか、しかカスタムバイクに乗る方法はありませんでしたが、最近では最初からカスタムバイクのような雰囲気を持ったバイクが登場しています。
今回はそんなノーマルからカスタムバイクのような独特の雰囲気のあるバイクをご紹介します!
幅広いスタイルのカスタムマシン!
MUTT Motorcycle
イギリスのカスタムビルダーが作るバイクブランド、マットモーターサイクルは新車でカスタムバイクのようなマシンを作ろう、ということで生まれたバイクです。
その言葉通り、マットのバイクは様々ありますが、どれもしっかりカスタム感を感じるモデル。
マットの凄いところは、プロのカスタムビルダーがデザインしているため、ヘッドライトやウインカー、テールランプはもちろん、シートやハンドル、タイヤなどカスタムバイクを作る際にイジる定番のポイントは全てカスタムフューチャーされたデザインとなっています。
停めた状態のバイクのフォルム、ライダーが運転している時のフォルムなんかもしっかり作り込まれているので、カスタムバイクならではの美しさが徹底されているんです。
ノーマルマシンを買ってきてこのクオリティまで仕上げるとなると相当な労力と金額がかかりますが、マットは最初からこのスタイルなので結果的にお得なんです。
系統は似ていますが、様々なスタイルのカスタムバイクをリリースしているメーカーなので、手っ取り早く王道カスタムバイクスタイルのバイクに乗りたいなら是非チェックして欲しいメーカーです。
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GPX
タイのバイクメーカーGPXからもカスタムバイクのようなモデルが発売されています。
カフェレーサーは基本ノーマルをカスタムして出来上がるものですが、GPXでは最初からカフェレーサースタイルのミドルクラスをリリース。
これが結構本格的で、カフェらしいアッパーカウルに低めのセパレートハンドルにカフェシートなど、イギリスのカフェスタイルとはまた一味違ったスポーツカフェスタイル。
足回りも倒立フォークを採用するなど、カフェレーサー作るならここイジりたい!というところは一通り理想に近づけた状態で販売されています。
価格も魅力的で¥429,000(税込み)とカスタムしてカフェを作るよりも圧倒的に安いです。
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GPXでは他にもカスタム感を感じるモデルをラインナップ。
Legend 250 Twin Ⅱは250にしてバーチカルツインエンジンを積むマシン。
現状国産も含めてバーチカルツインの400以下は現行ラインナップではありません。
スタイリングもただのノーマルとは違っていてちょっと新しい時代のカスタムストリートバイク。
ライト類はLEDを採用し、サスペンションもフロントは倒立でリアはYSSショックなどストリートスポーツカスタムされたようなスペックです。
価格も¥498,300(税込み)とこれまたお買い得。
ネオクラシックともまた違う部類かもしれませんが、カスタムバイクとしてあっても全く不思議じゃないクオリティです。
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THUNDER Motoecycle
サンダーモーターサイクルは中国のアメリカン好きの人たちと日本のハーレー系カスタムビルダーが力を合わせて立ち上げたメーカー。
2019年にできたばかりのメーカーで現状ではTHUNDER 250がラインナップされています。
こちらもカスタムビルダーの手が入っているだけあってかなり本格的な作り込み。
スプリンガーフォークがノーマルで付いてるバイクって最近のバイクだとこれだけじゃないでしょうか。
リアはリジットフレーム風ですが隠れてガスショックが入ってます。
カスタムの仕方がプロにしかできないやり方なんです。
こんな見た目ですがエンジンはVツイン250のインジェクション。
ヤマハのドラックスター系がベースのエンジンなので変なトラブルもなく、一部パーツは流用できるなど、本気のカスタムマシンですが誰でも乗りやすいように作られているのが凄いところ。
価格は¥689,000(税込み)と国産の400新車と変わらない価格帯でこのクオリティのマシンが乗り出せるというのも魅力的です。
関連記事:新車でこのカスタムクオリティ!THUNDER 250はノーマルでスプリンガーフォークのフルカスタムアメリカン
まとめ
最初からカスタムされたバイク、というと聞こえは変ですが、結構色んな国のメーカーが続々とリリースし、日本でも買えるようになってきました。
価格も国産純正とあまり変わらないので、言ってしまえばこれも一つのバイクジャンルとして確立されているのかもしれません。
いつかはあんなバイクに…!というのが最初から叶えられるので、その先のバイクライフの近道であることは確か。
最初からカスタムっぽいバイクはカスタムマシンじゃない!と思う方もいるかもしれませんが、もうこの時代ではその概念は変わり始めていると思います。
こういうマシンに乗って堂々とバイクライフを楽しめると思うし、何なら追加で自分好みにカスタムしていくことも可能。
夢のカスタムマシンに近いバイクを見つけてみてください!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)