【ライダーグルメ】吉田の最終兵器、吉田うどんとは?

どうも、MotoBeグルメ番長のゴトウです。
今回は山梨県富士吉田の郷土料理、吉田うどん。
道志道なんて走りに行った際にはぜひ寄ってチャレンジしてみて欲しいうどん。

小麦粉をこねて伸ばしたら細長く切って茹でる。うどんっていうのはそんな食べ物です。ムチャクチャ簡単。なんだけど突き詰めるとこれがとってもディープな世界に行ってしまいます。その一つがこの吉田うどん。もうね、知らない人が食べに行ったら「ふざけてんのかよ」って怒り出すくらい特殊。でも怒っちゃダメ。予習しないで吉田うどん行くのが間違っているんです(普通の店もあります。念のため)

吉田うどんの特徴その一

店の多くが住宅街にある普通の家。店の人たちの応対もなんだか親戚が遊びに来たみたいな感じのところが多かったりします。店の人たちの応対がフレンドリーなら地元のお客さんたちもフレンドリー。この身内感の中に入っていくことが要求されます(しつこいようですが普通の店もあります)。

吉田うどんの特徴その二

店のほとんどが午後2時くらいで営業終了。のんびり行くと何も食べられずに終わります。だから吉田うどん食べるなら午前中から狙っていく必要があります。

探さないと見つからないお店

で、今回行ったのがみさき。看板なんてまともに出てません。探さないとみつからない。しかも駐車場から店まで隣の人の家の軒先を通っていくような感じ。
th_DSC01841店の中だってまるで田舎にある親戚の家。飲食店だと言われても信じられません。
th_DSC01844でも、ここに溶け込むところから吉田うどんはスタートします。
「ちょっと早めにきちゃった」
「11時に店開けるから、それまで中でくつろいでて」
んな感じ。畳の部屋に寝転がって準備が整うのを待ちます。
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いよいよ対面、吉田の最終兵器

「さ、いいよ。何にする?」
「じゃあ肉うどん」 しばらくして出てきたうどん。讃岐とはまったく違う。あんなにツルツル洗練されてない。
th_DSC01849でもこの素朴さと豪速球一本勝負的なパワーが吉田うどんの味。醤油味の染み込んだ肉と一緒に食うとまたドカンとくるんだ、これが。
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国道沿いとかに行くと普通のうどん屋さんスタイルの店もあるけど、どうせ食うなら一癖も二癖もある店が面白い。せっかくだから食いしん坊ライダーなら二件くらいはしごしてもいいんじゃない?

みさきうどん / うどん・郷土料理
山梨県富士吉田市下吉田 5328

Motobeメモ
富士吉田周辺にバイクで遊びに行くのなら是非行っておきたいのはもちろん世界遺産の富士山(冬期は通行止めなので注意ね)と河口湖など富士五湖でしょう。峠を走りたいのなら御坂峠の旧道あたりがお勧めかな。関東から来る場合、東名高速でで御殿場か中央高速で河口湖まで来るのが一般的だけど、山中湖の西側から道志を通って相模湖方面に抜ける道はライダー達に人気。適度に峠があって信号が少ないため快適に走る事が出来る。行ってみ! あ、このあたり、標高があるから冬はバイクで行かない方が無難。ムッチャ寒いです。

この記事をかいた人

後藤 武アイコン

二輪業界に長くいる、MotoBeのアドバイザー兼ライター。バイク全盛期を経験しており、現在の愛車はRZ250、Z1000、MACHⅢなど。

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