【バイクファッション】バイクを知らない服飾学生が作ったバイクウェアがついに完成! vol.4
前回記事:【バイクファッション】バイクを知らない服飾学生が作ったバイクウェアがついに完成! vol.3
バイクを知らない服飾の専門学生がバイクウェアを作ったらどうなるのか、というこの企画。
ついにウェアが完成しました!
前回に続き、今回も一人ずつピックアップしてご紹介していきます!
さりげなさが光る機能性抜群ウェア
Designer シャー ナディアザホール/Model 松島佑樹
今回唯一二輪免許所持者デザイナーのシャーさん。
しかしまだ取り立てでバイクを勉強中だとか。
他のデザイナーさん達とは一風かわり、バイクウェアとしての機能性とさりげないおしゃれを取り入れたウェアになりました!
パネル切り替えと呼ばれる工法でデニム生地をステッチ加工したものやストレッチ素材のものを使ってさりげないおしゃれを演出しています。
なんとこのウェア、今回唯一のプロテクターが装備できるウェア。
肩と肘と胸に入れることができ、安全面もフォローしています。
また、一部にリフレクター素材も採用しているのでこのままバイク用品店並んでいいんじゃないかというレベル…!笑
プロテクターを外して普段着としても使える仕様です!
デニム素材を使ったライダースって古着屋とかにあるカジュアルなものはあるんですが、ここまで機能性はありません。
機能性とカジュアルがちょうどいい割合で共存するウェアでした!
いい意味の違和感!レイヤードライダース
Designer 長谷川拡希/Model 池田采加
バイクウェアではあまりみないレイヤード(重ね着)を取り入れてデザインした長谷川さんのウェア。
ベストの下にもう一枚着てるんです。
ファスナーをデザインポイントにしてバイクらしいメカメカしい感じを漂わせています。
このファスナー、ただのアクセントじゃなくてこういう使い方もできるように計算されてるんです。
写真のように普通に合わせる方法もあるし…
重ね着してる上と下を組み合わせてこんな着方もできるんです!!
パッと見「どうなってるんだ?!」と人の目を惹きつける工夫がさすがファッション学生って感じですね!
わかりやすいおしゃれポイントです!
確かにこういうデザインのウェアってあんまり見ませんよね。
いい意味での違和感が独特の世界観を醸し出しています。
バイクウェアだからこれはダメ…とマイナスしてデザインするのではなく、敢えて挑戦的なところに飛び込んでいくあたりが面白い!
かわいい、と言うよりはかっこいい女性ライダーウェアになりました!
次回最終回!
前回と今回で4人の作品を紹介しました。
それぞれの作品に個性があって見ていて面白いですね!
次回で最終回になります!
お楽しみに!
次回記事:【バイクファッション】バイクを知らない服飾学生が作ったバイクウェアがついに完成! vol.5
制作したのは文化服装学院のみなさん!
今回この企画に参加したのは渋谷区代々木にあるファッションの専門学校「文化服装学院」の生徒さん。
この学校の卒業生でもある「ROARS ORIGINAL」の髙橋さんが製作の講師を務め、バイクウェアを作りました。
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)