【5万円】激安SRついにレストア開始!車検に向けてハンドル、海外激安キャブレターへ交換
前回記事:【5万円】見れば分かる、長期放置バイクのエンジンがかからない原因はコイツだった…
5万円でバイクを買ってきて激安で直してやろうというこの企画。
前回故障原因がキャブレターとわかり、修理しようとして失敗…。
今回は他のパーツを車検に向けて変えていきます!
超長ハンドルを交換
前回のキャブレターはどうにかするとして、このSRが車検を取るまでにはまだまだやることがたくさんありました…。
今回最初に交換するのは超絶長すぎたハンドル。
車検証に記載されている長さに合わせないと車検が通りません。
ハンドルを変えるときは一緒にグリップも変えなければなりません。
マイナスドライバーを突っ込んで隙間を開け、パーツクリーナーを吹けば大体すぐ取れますがこのSRは年月が経ちすぎていたせいか、苦戦…。
右側のスロットルはグリップを外すと中でバキバキに割れていました。
特に変なことした訳でもないので以前のオーナーが転倒などで割ってしまった様子。
激安中古車ではありがちな例です。
これで車検対応?!
SRにセパハンはカフェレーサーカスタムの定番ですが、街乗りもするんだったらポジションがきつくなりすぎてハンドリングが悪くなってしまうので却下。
新しく交換したのはフラットコンチ型ハンドル。
長さを測った所純正と大体同じ長さで少し絞られていたのでこれを選びました。
ただ、ブレーキワイヤー、クラッチ、デコンプが余ってしまい、車検でも引っかかりそうなので交換する予定。
キャブはカスタムパーツを導入!
KOSO 34φキャブレター
前回交換必須になってしまったキャブレターは中古純正ではなく、カスタムパーツをチョイス。
実はこのキャブレター、KN企画という海外パーツを日本で販売しているショップに相談して選んだもの。
純正のSRはキャブレターはCVキャブレターというエンジンの負圧でガソリン(混合器)が流れる仕組み。
なのでかなり穏やかで扱いやすい性格です。
しかしこのキャブレターはフラットバルブレーシングキャブレター。
ライダーがスロットルを開けた分だけガソリンが流れるので比べ物にならないくらいダイレクトなフィーリングになります。
ただ純正の扱いやすさは無くなり、代わりに激しさ、面白さが増えるという物。
僕はまったりとしたフィーリングは好きではないので今回チャレンジという意味でもKN企画に相談して選びました。
しかも超安い!
もちろん新品で1万ちょっとで買えるんです。
ジェットパーツや細かいパーツも新品で安く手に入るので今回のような中古を引張ってきて遊ぶのにはピッタリ。
次回、装着してエンジン始動にチャレンジします!
KOSO KSRレーシングキャブレター【34φ】BIGボディ
まとめ
段々と形になってきた5万円SR。
バイクって乗るのも楽しいですが、この企画のような直しながらカスタム、という遊び方も楽しい乗り物。
昔はこういうのがゴロゴロあったらしいですが僕らの世代ではあまりメジャーではありません。
ただ最近海外パーツが簡単に手に入るし、しかも安い。
バイクの努力や苦労を楽しいと思えるならこんなに安く手に入って遊び方がたくさんあるおもちゃは中々ありません!
この企画で激安バイクレストアライフの楽しさを随時紹介していくのでお楽しみに!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)