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【裏ワザ?】ファミリーバイク特約に落とし穴はある?実はあまり知られていないメリットを紹介!

125ccブームが加速するこの頃。
車体価格、維持費の安さなど様々な理由でメインバイクやセカンドバイクに選ぶ人が増えています。

保険面でもかなり優遇されて、オプションなどで保険適用できるのが安さの秘密。

しかしそんな125ccの保険に落とし穴はあるんでしょうか?
某保険代理店の方に直接取材してみました!

ファミリーバイク特約って何?


125ccの維持費が安いのは任意保険がほぼタダというところにあります。

車など、既に入っている保険のオプションでファミリーバイク特約が含まれていると料金はほぼ変わらずに自分の名義の50cc〜125ccまでのバイクに保険が適用されるという特約。

保険会社によって料金はマチマチですが確実に新規に一台分契約するよりは安価に済むケースが多いでしょう。

デメリットはあるの?

しかしこのファミリーバイク特約、あまりにお得すぎる感じがしますよね…。
新規で125ccの任意保険を契約する場合と比べて何が変わるのか、聞いてみました。

ロードサービスが使えない


バイクで遠くまでいくと極稀に思いがけないところでバイクが動かなくなることがあります。

特に古いバイクは突然止まったりしますが、その場で手持ちの工具のみで直すのは不可能な場合も。
となると押して帰るか、近くのバイク屋まで持っていくしかありません。

そんな絶望的状況を救ってくれるのがロードサービス。

指定場所までバイクを取りに来てくれてバイク屋、もしくは自宅まで送り届けてくれるサービスです。

しかしファミリーバイク特約の場合、これが使えません。
あくまで「特約」でしかないのでそこまでは保証してくれないんです。

中には稀にロードサービス付きの会社もあるかもしれませんが、一般的にはまず使えない会社のほうが多いでしょう。

一台契約していないと使えない


ファミリーバイク特約を知っている方には常識かもしれませんが、既に契約している保険のオプションなので何か一台でも契約していないとこれは使えません。

なので車なども無く、125cc一台のみでは新規で契約するしかないということです。

ただ、家族と一緒の家に暮らしている方は自分名義ではない車などにも家族限定で保険が適用されます。
僕が昔実家にいた時は125cc一台だったので父親の車に入れてもらっていました。

特約ならではのメリットもある!

もっとデメリットがあるのかと思いきや、実はロードサービス以外は特にないとか。

実は逆にファミリーバイク特約だから適用される裏ワザを教えてくれました。

事故しても等級に影響しない


普通任意保険って万が一事故をしてしまった場合、翌年から等級が下がって保険料が高くなります。

保険入りたての場合は「6S」という中間くらいの等級から始まり、事故がなければ等級が上がり保険料は安くなるという流れ。
最高は20等級、最低は1等級まであります。

しかし、ファミリーバイク特約のバイクで事故をしてしまった場合でも本契約の等級には全く関係ないんです。

さすがに事故をし過ぎると何らかの特例を当てられる可能性もありえますが、等級が変わらないのならこんなにお得な話ありませんよね!

通はファミリーと新規を使い分ける?


しかし125ccの保険だったら新規契約でもそこまで大した値段じゃありません。

なので裏技的な知識になりますが、一年目は新規で125cc単体で保険を契約し、手厚いサービスを受ける…。
その一年のうちに万が一事故をしてしまった場合、等級が上がる二年目直前に解約してファミリーバイク特約に入れなおす、という手もあります。

かなり姑息な手段ですが安く一番手厚い手当を受けるのはこの方法はかなり有力です。

まとめ

ファミリーバイク特約のお得さ、侮れませんね!

ここまで安く入れるなら使わない手はありません。
ただ、年齢によってだいぶ値段が左右される部分もあります。
21歳以下が新規で保険に入ると高いですが、40〜50代の方が新規で入ると全然違う値段になることも。

契約するときに最初に見積もりを出してもらって色々シュミレーションしておくと、更に安いプランが見つかるかもしれません!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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