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【近すぎ】トライアルは見てるだけで楽しめる観戦スポーツ!もてぎでは観戦をレジャーに変えるキャンプサイトがあった!

バイク競技って色んなジャンルがありますが、今回紹介するのはちょっとマイナーなトライアル。
オフロード競技の中でも独特な存在ですが、実はバイクが生まれたばかりの超昔から知られている競技なんです。

今回は先日ツインリンクもてぎで行われた「トライアル世界選手権」の様子をお届けします!

バイクが空を飛ぶ?!


トライアルとは簡単言うと各セクションに設置された岩場や断崖絶壁をバイクで駆け上り、セクションのゴールまで転倒やバック無しでクリアできるかを競う競技

始めて見た方は間違いなく驚くと思います。
いやここをバイクで走るの?」と誰もが思う所を重力無視並みの動きで飛んでいくバイク達。

そもそもこんな岩とてもバイクで登ろうとは思いませんが、トライアルを極めた選手たちは臆すること無くチャレンジしていきます。

一見登れなそうに見えますが…

登れるんです!!
生で見てるとまるで岩の手前でバイクが突然ジャンプしたように見えるはず。

基本地面を走るのがバイクだと思ってましたが、今まで見たことないバイクの動きをするんです。

トライアルマシンって?


競技で使われるトライアルマシンにも注目。
僕らの知っているバイクとは大分違い、タンクもシートもありません

タンクは小型のが付いてるんですが、基本立ち乗りと荷重移動で乗るものなので余計なものを全て取っ払うとこうなります。
普通のバイクとは明らかに違うジャンルですが、これはこれでカッコいいかも!

臨場感たっぷり!


トライアルの魅力は観客との近さにもあります。
サーキットのオンロードレースでは近くてもバイクまで50mくらい離れてるもんですが、トライアルはバイクまで下手すると2mも離れてないセクションも。

タイヤの土が飛んでくるのも当たり前。

世界トップレベルが集う世界選手権なのでバイクが飛んでくることはありませんが、目の前でこんな動き見せられたら盛り上がらずにはいられない…!

思わず「おぉ!!」と声が漏れてしまいます。
今回セクションが1〜15までありましたが、半分以上かなり近い距離で見ることができました

山を歩き回って見る


トライアルでは各セクション同士が離れている場合もあるので、今回は山の中を歩き回って観戦しました。
コースにもよりますが、基本土の上なので観戦はブーツ推奨

経験豊富なファンたちは長靴で来ている方もいました。

セクションを移動するのはバイクも同じ。
観客用の道の隣にバイク専用の移動コースが設けられていたりします。

本当にすぐ目の前を走ってくるので移動中まで飽きずに楽しめました
こんなバイク競技ってこれ以外無いんじゃないでしょうか?!

もてぎでは観戦、だけじゃない


今回は観戦の前日からもてぎに行き、キャンプサイトに宿泊しました。
キャンプっていざやろうと思っても用品を買わなきゃいけなかったり、何かと準備が大変。

まぁそれも含めて楽しいものなんですが、今回利用した「セクションサイドプレミアムキャンプ」はなんと手ぶらでOK

夜はBBQの用意がされていて、宿泊者は焼いて食うだけ。
洗い物もしなくていいし、事前準備も何もいりません。

友達と数人で泊まったら絶対いい思い出になると思います!

セクションサイドプレミアムキャンプは今回のトライアル世界選手権だけではなく、MotoGPなどのもてぎで開催されるイベントでも宿泊可能

しかも今回は名前の通りセクションまで150mのキャンプ場だったので翌朝の観戦も階段登ればすぐバイクが飛んでました(音はそこまでうるさくありませんでした)。

レースや競技を見に来た、だけでなく普通にレジャーとしても楽しめるサーキットって中々新しい!
どうせ見るならここまで楽しんだほうが絶対いい思い出になると思います!

バイクキャンプもできる!


セクションサイドプレミアムキャンプ以外にもバイクでキャンプできるスペースも。

自分で用意するのが楽しめるガチキャンプライダーはこっちもおすすめです。

今回も数百台規模のバイクが集まってキャンプを楽しんでました。

これも今回のトライアルだけでなく、MotoGPでも開催されます。
バイクでキャンプしてみたいと思ってる方、まずはライダーが集まっているこういうキャンプから始めてみても面白いかもしれませんよ!

まとめ

見たことない方は損してる、ってレベルで観戦だけで面白いトライアル。
こんなに間近で見れるなら誰でも興奮すると思います。

キャンプもできて競技も楽しめるサーキットって日本中探してもツインリンクもてぎか、鈴鹿サーキットくらいしか無いんじゃないでしょうか?

観戦初めてとか、キャンプ初心者とか関係なく誰でもフラットに楽しめる環境だったので、バイクの思い出づくりにはピッタリでした!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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