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イジるならココから!バイクの楽しさをグンと引き上げるカスタムポイントを1万円〜10万円まで予算別紹介!

自分のバイクを手に入れると、乗るのも楽しいですがイジるのも楽しくなってきます。

もしくはずっと1台のバイクに乗り続けていると大切な気持ちは変わらないにしてももう少しパンチが欲しいとか、バイクの性格にマンネリを感じてしまうことも。

今回はそんな時に気軽に楽しさをアップさせてくれるカスタムポイントを紹介!
お手軽な値段で変えられるものから値は張るけど変化が大きいものまで予算別に紹介していきます!

お手軽編:予算1万〜2万

ライト


ヘッドライトの色を変えると日が落ちてからのバイクの印象もガラッと変わります

純正は大体ハロゲンバルブの温かみのある電球カラーが多いと思いますが、同じハロゲンでも白や黄色に光るバルブもあるんです。
白だとちょっと新しめなイメージに、黄色だと旧車っぽいイメージになります。

バルブ交換だけなので値段も安く、交換も少しメンテができる方なら簡単なのでおすすめです。

ただし、バルブにも色々なブランドやグレードがあり、国産品は信用できると思いますが、ネットで売っている海外製の安いバルブなんかは色は変わりますが、すぐに切れてしまったり、物によっては光量が落ちて暗くなってしまうこともあります。

また車検があるバイクの場合、車検対応のバルブじゃないと車検で引っかかってしまう場合があるので、交換しても念の為純正のバルブは手元に残しておきましょう。

ハンドル


バイクに乗っている時、押している時など、ライダーが一番触れることの多い部分がハンドル。
実はハンドルにも様々な形があって、スタイリングも変われば多少の乗り味を変えることもできるパーツなんです。

ネイキッド車はアップハンドル、バーハンドル、コンチハンドル、トラッカーバー、コンドルハンドル、ヨーロピアンハンドルなど種類は様々。
部品単品で見ると大体全部同じに見えてしまいますが、ハンドルの長さや高さ、角度など細かく違うので、車体に取り付けるとかなり大きく変わるんです。

次にセパハンといってバーではなく左右でセパレートされているハンドルもあります。
スポーツ系のバイク、カフェレーサーには大体セパハンが採用されているはず。

セパハンはあまり種類がありませんが、タレ角を調整できるものや長さ、高さが違うものもあるので選択肢は広めです。

ただし、注意しておきたいのが実際に実物を見ないと付けてみるまで検討もつかない事が多いパーツです。
なのでできるだけ実物と車体を合わせて選ぶのがおすすめ

また、アップハンドルのバイクにセパレートハンドルを取り付けることもできるんですが、取り付け位置が全く違うためタンクなどに干渉することがあります。
それも付けてみないとわからないことなので、実物を合わしてみるか、似たハンドルを付けている方の情報を調べてからどれにするか決めるましょう。

また車検があるバイクは車検時に構造変更が必要になる場合があります。

中級編:予算3万〜5万

シート


ライダーが座っているシートも車種によっては様々なカスタムシートがあります。
特にSR400などのストリート系のバイクは数え切れないほどのバリエーションがある車種も。

シートが変わるとバイクのリア周りの雰囲気がガラッと変わり、また跨ったときのポジションも変わるのでシート1つでも違うスタイルに仕上げることもできるんです。

カスタムシートが無い車種ではシート屋さんに今のシートを送って表皮を張り替えたり、中のスポンジの形を変えることもできます。

オリジナルのデザインにすればするほど予算は上がってしまいますが、極論世界に1つしか無い自分だけのシートを作ることも可能
張替えだけでも相当イメージが変わるので、おすすめのカスタムポイントです。
関連記事:良い社外カスタムシートって本当に良い?5万円SRにヘブンズシートを付けて3ヶ月乗りまくり検証

サイレンサー


バイク乗り始めたらまずはマフラー変えたい!なんて声をよく聞きますが、マフラーはそんな定番のカスタムポイントだと思います。
しかしサイレンサーはマフラー全体ではなく出口の部分のみ

値段もマフラー全体より安く、これだけでも音は変わるので、好みのスタイル、音質に変えることができます

サイレンサーにも種類があって、アルミ、ステン、チタン、カーボンなど様々。
素材や形によって音の響き方が変わるので、まずは好みのサウンドを探してみてください!

ただし、安いサイレンサーは車検に対応しておらず、音量調整もできないものが多いので、注意が必要です。
関連記事:一番最初のカスタム、マフラーを変えるには?マフラーの種類や材質、選び方を解説!

タイヤ


タイヤはただの消耗品ではなく、バイクの性格やスタイリングを変えるパーツでもあります。
ロングライフなタイヤ、コーナーを走るのが楽しくなるタイヤ、ハイグリップなタイヤ、雨に強いタイヤなど様々。

一番変化がわかりやすいのはコーナーを走るのが楽しくなるストリートスポーツタイヤとハイグリップタイヤ

純正の銘柄から変えると尚更その変化は大きくなり、自分の性格に会ったタイヤに出会うとバイクに乗る楽しさが数倍膨れ上がることも!
消耗部品の1つなので、次回変える時にちょっと違う銘柄にするだけでも面白いかもしれません。

銘柄についてはタイヤブランドのサイトで調べたり、バイク屋の店員さんに自分が求めているものを伝えておすすめしてもらうのが良いでしょう。
関連記事:【属性:ツーリング,峠】BATTLAX BT46で2000km走ってみた結果、5万円SRの不安感が消えて峠を楽しめるマシンに!

上級編:予算5万〜10万

マフラー(フルエキ)


正式名称はフルエキゾーストマフラー、通称フルエキです。
これはマフラー全部のことを意味し、サイレンサー交換だけでは得られなかった特性の変化やスタイリングの変化が期待できます

物によって値段は様々ですが、しっかりしたマフラーに変えるとそれだけで体感できるくらいバイクが速くなる場合も!

また車種専用のマフラーがない場合はワンオフ制作といってバイク屋さんやマフラー職人さんにお願いしてオリジナルマフラーを作ってもらうこともできます。

素材によっては焼け色が付けられたり、マフラー全部を変えるので響き方が全く変わったり、マフラーによって効果は様々
フルエキの場合も音量や排ガスの規制で車検や取締りで引っかかってしまうこともあるので、注意して選びましょう。
関連記事:一番最初のカスタム、マフラーを変えるには?マフラーの種類や材質、選び方を解説!

キャブレター(FI車不可)


ちょいマニアックですが、エンジンにガソリンと空気を混ぜ合わせて送り込んでいるキャブレターを変えるとバイクの性格が大きく変わります

物によっては全く別のバイクに乗っているんじゃないかと思うほどガラッと性格が変わるものも!
わかりやすく言うと「ブーーン」だったのが「ブォンッ!!」になる感じ笑。

FI(インジェクション)車は交換することができません。

有名所だとFCR、MIKUNI TMR、KEIHIN CRなど。
どれも高価ですが値段相応の変化は発揮してくれます

ただし細かいセッティングや車種によっては取り付けに加工が必要だったり、専門知識が必要なので、わからないけど変えたいという方はバイク屋さんに相談するのがおすすめです。
ちなみに、中には激安のキャブレターというのもあります笑。
関連記事:【5万円SR】ついに点火!激安一万円キャブは脅威のレスポンスを発揮した!

まとめ

バイクは乗るだけでも楽しいですが、その楽しさをさらに上げてくれるのがカスタムパーツ。
見た目を変えるだけがカスタムじゃないんです。

もっと言えば見た目を変えるだけのカスタムはライディングとしての楽しさを犠牲にすることもあるので、見た目と乗って楽しいを両立させるカスタムって凄く難しいんです。
しかしそれを探っていくのもイジった人にしかわからない、カスタムの楽しみの1つ。

カスタムは妄想から生まれるものなので、愛車の妄想をたくさん膨らませて、楽しくなるイジり方をしてみてください!

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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