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新車でこのカスタムクオリティ!THUNDER 250はノーマルでスプリンガーフォークのフルカスタムアメリカン

カスタムしたバイクってかっこいいですが、理想を実現してくれるショップ探しだったり、自分でやる場合もそれなりの技術が必要だったりと何かとハードルが高いもの。

しかしノーマルのバイクでは出せない迫力がカスタムバイクにはあります。

今回ご紹介するのはノーマルからフルカスタムバイクのようなスタイルの250アメリカン!
カスタムバイクに乗る夢が簡単に叶えられるバイクです!

新車で買えるカスタムバイク


こちらがサンダーモーターサイクルから販売されているTHUNDER 250。
2019年に始まったサンダーモーターサイクルは中国のメーカーで日本国内でも販売しています

元々は中国のカスタムバイク好きと日本のカスタムビルダーが集まり、フィードバックを元に完成したのがこちらのサンダー250。
カスタムのプロが一緒に手掛けているだけあってとても新車で買えるようなバイクには見えません…!

エンジンは空冷Vツイン250
アメリカンと言えばVツインと言われるほど定番スタイルのエンジンでドコドコと心地よい鼓動感を響かせます。

どっかで見たことある形だな?と思ったら、ベースとなっているのはドラックスター250のエンジンで内部のパーツは結構汎用が効くんだとか。
各部のギラギラ光るメッキパーツが目を引きます。

こんな渋い見た目ですが燃料はインジェクションシステムを採用。
イジり方がわからない方でもキャブレターのように細かい調整は必要ないので誰でも扱いやすい設計となっています。

始動性も抜群で吹け上がりも良好でした。

徹底したカスタムクオリティ


このバイクの一番の特徴はなんと言ってもこのスプリンガーフォーク
スプリンガーフォークは元々1930年〜40年代のバイクに使われていたもので今のフロントフォークが生まれる前の技術です。

性能は低いですがこの見た目の迫力が強烈なので現在ではアメリカンのカスタムパーツとして人気です。
それがノーマルで付いてるんだから凄いですよね!
これだけでビンテージな雰囲気マシマシです。

ブレーキはディスクとなっていてなかなかの大口径。
これも迫力を出している要因の1つだと思います。

制動力もしっかりしていて、スプリンガーなので普通のバイクとはちょっと違う動き方ですが、全く不安のない力で止まってくれます

リアはリジットフレーム風ですが、実は車体の真下にしっかり2本のガスショックが入ってました。
普通のバイクならリアシートからスイングアームに向けてサスペンションが伸びていますが、この形のおかげでリアはかなりスッキリとした仕上がり。

フロント・リア共に乗った時の振動凄いのかなと思いきや、それなりに路面の凸凹の振動を吸収してくれていたので乗り心地は本気のリジットよりも全然乗りやすく感じました

シートはソロシートとなっていて下にスプリングが入っています。
ブラックレザーのダイヤ柄に刺繍されていて質感も抜群。

座り心地も結構快適でした。

マフラーは右2本のショットガンタイプ
繰り返しますがとてもノーマルには見えません笑。

見た目に反して音量は結構静かでこれなら夜の住宅街でも気にせず走れそうな音量。
ですがしっかり鼓動感は感じられる音なので乗っていて心地の良い耳触りのサウンドでした。

ライトはフロントはハロゲンライト。
光らせるとスプリンガーが尚さら際立ってかっこいい!

リアはLEDテールとなっています。
スプリンガーに合わせたカラーに塗装されているので細かいところまで凝った作りになっていました。

スイッチ類までガッツリカスタム!


メーターは唯一現代らしくブルーバックパネルの1メーター
タコメーターは針となっていて、スピードは下の液晶、シフトインジゲーターと距離、ガソリンが盛り込まれています。

ちょっと感動したのがスイッチ類のスマートさ。
カスタムバイクではたまに見る形ですがノーマルでこのスイッチを採用しており、配線はしっかりハンドル内部を通っているため見た目がかなりスマートです。

左も同じくミニスイッチ。
こんなにシンプルでもウインカー・ホーン(左)、セルスタート・ハイ/ロー切り替え(右)としっかり必要な機能は盛り込まれています。

跨るだけで様になる


身長170cmのライダーが跨ってみました。
足つきの良さは言うまでもありません。

正直アメリカンタイプのバイクは跨り慣れていませんが、座って足をステップに置いただけでもうかっこいいい笑。
このタイプのバイクってライダーを選ばず誰が乗っても様になるのも良いところです。
THUNDER 250の詳しい情報はこちら!

まとめ

THUNDER 250は¥689,000(税込)で販売されています。

全国にディーラーがあるので購入や実車が見てみたい!などはディーラーリストからお探しの上問い合わせてみてください。
THUNDER Motorcycle ディーラーリスト

最近海外の色んなバイクが日本で売られるようになってきましたが、ついにこんなバイクまで登場しました。
現行の250ではこの手のアメリカンは無いし、中古で買ってカスタムするくらいなら最初からサンダー買ったほうが圧倒的にクオリティの高いカスタムで安く乗り始められると思います。
近々新型も登場する予定とのことなのでそちらも是非登場次第チェックしてみてください!

取材協力:YUAN HENG CO., LTD

この記事をかいた人

佐藤 快アイコン

28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)

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