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爆盛りマグロ丼を求めて北へ〜マグロ好きの夢、儚くも青森の夏に散る〜

「オレ、マグロ大好き。マグロだったら死ぬほど食べれる」なんて毎日のように語っていたMoto Be編集長の野村。そんな無謀宣言を聞きつけたMoto Beグルメ番長、後藤からの指令で東京から北へひとっ飛びしてきました。

※記事中、誇張表現がいくつかありますが、何卒ご愛嬌と言う事で。

海を一望できるシーサイドの食堂

向かったのは青森の鶴亀屋。マグロで有名な大間から少し離れた浅虫温泉という場所にある食堂。MotoBe編集部の小野寺も一緒です。

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腹一杯マグロ食べれるなんて最高じゃん…

「マグロの爆盛りで有名なんだよ」なんて話したら「マグロ、そんなに沢山食えんの?」なんてキャッキャ喜びまくり。

メニューを見て、迷う事なく“中”サイズを注文しました。

「なんだよ大盛りにしようと思ったのに大盛りないじゃん」なんて言ってたんですが、ここでは大盛りが存在しない、つまり中盛りがこの爆盛り店のピークなのだと気がつくべきでした。2人はそんなことつゆも知らず。知らないうちに鶴亀屋の罠(?)に引きずり込まれていったのです。

「おまたせしました(ゴトン)」目の前に並べられたマグロ丼らしき物体を見て「エ?」と小さく声を出した後、絶句している2人。口が開いたままです。

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マグロ1kgってそんなバカな…

正確な測定はできませんでしたが、マグロ切り身で換算すると100枚弱くらいでしょうか?マグロのみの重量は1000gオーバー確実。(マグロ丼ってモンスターでしたっけ)

ちなみに、一緒に行った女の子が頼んだのはマグロ丼のミニ(白い器)でした。これでも一般的な大盛りを遥かに超えるのだから大変です。もしかしたらこの店のご主人、盛りの基準を間違えているのではないでしょうか。

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なんだかんだ食べれちゃう…ハズが

「おーし、食ってやろうじゃねぇか」と飛びかかったものの、30分経ってもまったく減りません。そもそも下に隠れているはずのご飯すら見えてこないのですが、どういうことでしょう…。

「あ〜あ、またバカな観光客がマグロ丼の中頼んで残しているよ」

いやいや、誰もそんなこと言ってないんですけどね。食えない自分達があまりに惨めすぎて、まさか言われているような被害妄想にも駆られる始末。

結局、1/3も食べられずにギブアップしたのでした。(鶴亀屋さんゴメンナサイ)

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爆盛りマグロ丼を食べたまとめ

マグロの味ですか?しんどい顔してるので説得力には欠けますが、普通に美味しかったです。

部位だって赤みとかトロに近い部分とか混ざっていて1つ1つはとても新鮮で美味しくて、というか美味しかったです。でも刺身って、たくさん食べると美味しいかどうかなんて、だんだんと分からなくなってしまいますよね。

なんて思っていると、隣に座った常連らしき大男3人組。土木系の作業員の方でしょうか。興味本位に観察していると、マグロ丼の中を注文しました。「エッ」と思ったら3人で1つだけ。それを仲良く分け合っています。

ああいう食べ方が正しいなんて誰が想像するでしょうか。やられました。

さて、マグロ丼にノックアウトされたMotoBe編集部の2人ですが、「マグロ恐い、マグロ恐い」とブツブツ言いながら、東京までの長い帰路についたのでした。

「鶴亀屋食堂」さんの店舗情報

住所:青森県青森市大字浅虫字蛍谷293-14
電話:017-752-3385

鶴亀屋食堂定食・食堂 / 浅虫温泉駅

 

この記事をかいた人

後藤 武アイコン

二輪業界に長くいる、MotoBeのアドバイザー兼ライター。バイク全盛期を経験しており、現在の愛車はRZ250、Z1000、MACHⅢなど。

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