【フルフェイス編】プロに聞いたバイクとヘルメットの合わせ方講座!うまく色を使ってバイクとトータルコーデしてみよう!
前回記事:【ジェット編】プロに聞いたバイクとヘルメットの合わせ方講座!うまく色を使ってバイクとトータルコーデしてみよう!
バイクとヘルメットはどうやって合わせるのが正解なのか、プロに聞いてみるこの企画。
前回はジェットヘルメット編でしたが、今回はフルフェイス編!
引き続きヘルメットメーカーのTT&CO.に聞いてみました!
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フルフェイス編
ヘルメット、と言って一番にイメージするのはフルフェイスヘルメットだと思います。
ジェットヘルメットと違ってアゴ部分まで覆っているので守る範囲が広く、完全に首から上を覆うことができます。
ゴーグルやサングラスをすると顔が完全に隠れるので顔を見せたくないな…という方にもオススメ。
ジェットよりも風に影響されにくいので長時間バイクに乗る場合などにも適しています。
(モデル名:トゥーカッター)
まずは無難なブラックカラーから。
バイクはクラシカルな雰囲気のSR400。
バイクを含めて全体が落ち着いた色合いなので派手さこそありませんが、シックで大人なイメージに。
今回もただのブラックでは無難すぎたのでトリム(枠)が革製になっているレザーリムショットをチョイスしました。
全体が落ち着いている分レザーが際立って渋さ全開!
このカラーのヘルメットなら逆に合わない色合いのバイクのほうが少ないんじゃないでしょうか。
次はド派手な原色レッドカラー。
ヘルメット単体で見ると赤すぎて赤いバイクに合わせてしまいたくなりますが、案外ヘルメットだけ原色なのもおしゃれにまとまってます。
かぶってバイクに跨って合わせてみないと本当のコーデができないのがヘルメットトータルコーデの面白いところでもあり、難しいところでもあります。
次は色ではなくグラフィックで遊ぶパターン。
モデル名はストロボフラッシュ グレイ。
色合いこそ派手ではないですが、ストロボグラフィックが派手なので不思議と落ち着きすぎていない、元気感あるスタイルにまとまりました。
原色系バイクは合わせ方様々!
バイクと同カラーのヘルメットはつまらない?!
さて問題はここから。
これまでのSR400は比較的どんなヘルメットでもキレイにまとまりやすいバイクでしたが、問題は色味が激しいバイク。
今回は真っ赤なオフロードバイク、MTX200でコーデしてみます。
赤いバイクにはやっぱ赤いヘルメットっしょ!ということで合わせてみると…
確かに合ってはいますが、ここで今回の先生TT&CO.からアドバイス。
「赤いバイクに赤いヘルメットを合わせるのはよくあるパターンですが、これだと無難すぎてつまらない。合って当たり前の時点でファッション的には面白みがなくてつまらないと思うんです」
確かにそう言われてみればさっきは合わせてみたいと思ってましたが、いざ見てみると無難すぎる感じもしてきた…。
そこで…
同系色のイエローを合わせてみたところ確かにこっちのほうが遊び感のあるオフ車らしいスタイルになりました。
もちろん人それぞれ好みがあるし、バイクにも色だけでなく様々な形があるので一概には言えませんが、普通すぎるスタイルにならないようにコーデしたほうが全体で見たときにしっくり来るんです。
次にヘルメットはホワイトですが、ゴーグルを赤にしてさり気なく合わせるパターン。
このくらいなら主張しすぎないのでちょっと大人な上級者コーデに。
先程の真っ赤ヘルメットに真っ赤ゴーグル、真っ赤バイクよりも逆に一体感が出てきました。
色使い次第でここまで見え方が変わるのは面白い!
グラフィックモデルも相性抜群
今回個人的に一番しっくり来たのがこのコーデ。
セブンティーズラインという色が多い派手なグラフィックですが、ベースカラーが淡い青なのでラインが余計に目立ちます。
ラインはオレンジ、イエローとバイクのレッドと同系統の色なので全体で見るとすごくまとまって見えるんです。
ヘルメット単体で見たときは色が散らかりそうだな、と思いましたが、合わせて見るとこんなにしっくり来るのでファッションって難しいですね…!
次にレインボーグラフィック。
色合いはセブンティーズラインと同じですが、色使いが同じでもデザインが違うだけでしっかり違うスタイルになります。
バイクを複数台持っているとヘルメットはバイクごとに変えられないので、選ぶのが難しいところではありますが、ベースカラーが落ち着いていれば案外激しい色のグラフィックでも色んなバイクに合わせやすいというのが面白いところでした。
まとめ
ファッションって一つ意外性を加えるだけで良くも見えるし、逆に一つ外すと全く違うイメージになってしまう絶妙なラインのうえで成り立っているもの。
合わせ方は人それぞれだし、そんなコーデがあっても本人が気に入ってればOKだとは思いますが、できれば自分を見かける人にも「あのバイクの人おしゃれだなー」と思われたいですよね。
バイクは車と違って乗るだけではなくファッションとしても十分楽しめる乗り物なので自分好みのコーデを見つけてみてください!
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)